須坂市地域おこし協力隊の野澤です。
峰の原高原に移住して初めての冬を迎え、積雪も本格化してきました。
峰の原高原の雪は基本パウダーで、風が吹けば吹き溜まりになるので積雪量は場所によって微妙に異なります。
今回はそんな峰の原高原の積雪事情についてお伝えしたいと思います。
除雪の打ち合わせがある
積雪の多い峰の原高原では区内に除雪基地があります。
斜面にペンションが立ち並んでいるので「どこに雪を捨てるか」というのが鍵になります。雪捨て場が共有エリアなら良いのですが、雪が多いので枝道の途中で捨てなければなりません。
ではどこに捨てるかというと空きペンションの敷地やペンションの使用していない敷地になります。
積雪シーズン前に雪捨て場の確認と除雪の要望などをヒヤリングする機会があります。
ヒヤリングは枝道毎に実施します。
枝道毎に区所有の除雪機がある
枝道毎に除雪機を保有しています。
自分で除雪機を持っていないところは区の除雪機を借りて除雪が可能です。
大型の除雪機だと重くなった雪も除雪出来るので作業効率はとても良いです。
ただ、多くのペンションは自家用の除雪機を持っています。
その理由は様々ですが、私も自分で買いました。その理由は「早朝除雪したい時に借りに行くのが大変」、「除雪したい時はみんな除雪したいので大抵誰かが使っている」からです。

除雪時間を考慮して行動せよ
今まで積雪の無い地域に住んでいた私。
須坂に来てから…というか、峰の原に移住してから除雪の機会が爆増しました。
これまで移動時間だけ考慮していたスケジュールに除雪という時間が増えました。
積雪具合によって除雪時間が変わるので、時間が読めず最近は定刻ギリギリで現れることが多いです。
すみません。
ホワイトアウトを意識せよ
ホワイトアウトとは、気象学分野においては雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象のことであり、「白い闇」と呼ぶこともある。
引用:Wikipedia>ホワイトアウト
パウダースノーな峰の原高原では強風が吹くとホワイトアウトが起こります(まだ体験してない)。
菅平高原は畑が多いので、よりホワイトアウトが起こりやすい(らしい)です。
そこで教えてもらったこと。
「移動中にホワイトアウトが起きて行動不能になっても、凍死しないように車の中には食料と最大限の防寒着を常備せよ。」
大袈裟なような話ですが、実際にあり得るシュチュエーションなので、常に車の中には飲料品と食料を確保するようにしています。
みんなで助け合い
限界集落となりつつある峰の原高原ではご高齢の方が多いです。
近所付き合いも長いので、近くの住民同士で除雪出来る人が周囲も除雪するという善意の心があります。
日中はほぼ峰の原高原にいない私ですが、不在の間に雪が降ると「帰ったら除雪しなきゃ…」というシュチュエーションが多々あります。
でも、そんな私のことろでも、本当にありがたいことに除雪してくれているのです。
ありがたすぎて、その場で土下座してしまいそうな勢いです。
ネックなのが誰がしてくれているか分からないところ。
いつも除雪をしてくれている方へ。
いつも助かっています。ありがとうございます。
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