須坂市地域おこし協力隊の宮澤です!
前回のブログにて「峰の原高原の植物の天然酵母」を起こしたい…!という想いを語りました。
春にレーズン酵母を起こすことに失敗しており、天然酵母自体成功したことがないのでまずは成功体験を積もうということで身近で起こしやすいりんご酵母に挑戦しています。
今回は「りんごまるごと酵母」と「皮と芯のみの酵母」2種類でやってみました。
天然酵母の起こし方って意外とシンプルで、煮沸消毒した瓶に原材料(今回はりんご)、かぶるくらいのお水(湯冷まし)を入れ、暖かいところに放置。
そして1日に1~2回シャカシャカと瓶を降り、蓋を開けて空気を与えてあげる。これを繰り返しりんごに付着している酵母菌を育てていきます。
日にちが経つごとに液体の色、香り、蓋を開けるときの音等様々な変化が見られます。
特に自家製酵母の醍醐味とも言える蓋を開けるときの「プシュッ」という爽快な音!
これは、酵母菌が糖分をアルコールと炭酸ガスに分解しているために起きる現象です。わかりづらいのですが、一番右の写真、シュワシュワしてるの分かりますか…?瓶を降り蓋を開けた後の状態です。
酵母菌が元気に育っていると、日にちが経つにつれてこのシュワシュワはどんどん活発になっていきます。
5日目くらいになると、振ったペットボトルのコーラを開ける時並みの勢いなので恐る恐る開けてます(笑)
完成の合図でよく言われるのが、リンゴジュースのような甘い香り→ワインのようなアルコール臭になった時、瓶の底にオリと呼ばれる白い沈殿物がたまった時、発泡が落ち着いていること。
6日目、りんごまるごと酵母の方は良さげな気がしたので、とりあえず完成!ということにします!
皮と芯の酵母は身がない分糖分が少ないからか、炭酸ガスの発生量が少なめ。なので、もう少しおいてみようと思います。
今回完成した酵母液がパンの膨らむもとになります。
果たしてこれでパンを焼くことができるのか…?
次回ブログで報告したいと思います!こうご期待..!
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