子どもたちが農業の体験を通して「生きる力」を身につける農業小学校。
私は今回で3回目の参加で、9月23日は稲刈り、はぜかけ、落穂ひろいを行いました。
農業小学校についてはこちら↓↓
1人1つ鎌を持ち、根元からザクッと刈り取ります。前世農家っだった?と思わせるくらいどんどん刈り取っていく子どもたちの姿には驚きました。
刈った稲は数束を藁で結びひとまとめにして、稲を乾燥させるためにはぜかけの作業を行います。
実は刈った稲を干すことを「はぜかけ」ということを22年間生きてて初めて知りました。(無知ですみません)ちなみに地域によって呼び方が変わるみたいです。
農業小学校をお手伝いしていく中で私もたくさん知識が身について毎回勉強になります!
刈り取り作業後は、刈り残した稲や落ちている稲を手作業で回収します(落穂ひろい)。皆でやると早いけれど、1人だと気が遠くなりそうな作業です。これは機械ではできない作業だなあと感じました。
稲刈り後の田んぼ=生き物たちのワンダーランド
稲を刈った後の田んぼはワクワクするくらいたくさんの生き物が隠れていました。
カマキリを肩の上で飼いならしていたり、手いっぱいにカエルを捕まえたり、ネズミを追いかけたり。子どもたちは大喜び。小さなハンターたちが田んぼの中を駆け回ります。
子どもたちが自然の中で自由に走り回っている様子を見てなんとなく「なんか良いなぁ」と感じました。
「自然とともに生きる」
はしゃいでいる子どもたちから、そんな言葉が連想できました。
子どもたちが自然の中で実際に体験して感じ取ったことは、どんな教科書にも書いていない最高の学びです。
私も小学生の頃は田植えや畑作業、自然公園の散策など教室外での授業が積極的に行われており、自然体験を通して学ぶ機会が多くありました。
当時は、「外に出れて楽しいな~」くらいにしか感じていませんでしたが、今思えば自然が好きになったのも地域創成という分野に興味を持ったことも、ここが原点だったのかな~と思ったりもしています。
きっと農業小学校での体験は一生もので、大人になっても忘れない素敵な思い出になると思います。もしかすると農業小学校をきっかけに、地域の将来を担うような人材も生まれるかもしれませんね…!
コメント