須坂市地域おこし協力隊の宮澤です!
本日、須坂市賑わい創出拠点やまじゅうさんでの5日間限定オープン「日替わりスープとパンのお店」を終えました。
たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。
5日間の日替わりスープ&手作りパンメニュー
~1日目~
〇ジビエ(鹿肉)ボールとトマトのスープ
〇ピンクソルトのフォカッチャ
鹿のもも肉をミートボールにしたものを入れたトマトベースのスープ。ミートボールには山椒がきいています。
~2日目~
〇根菜とベーコンの味噌ミルクスープ
〇2種のリュスティック(プレーン・信州そば)
根菜たっぷりのスープ。信州の伝統野菜、村山早生ごぼう、お味噌は塩屋醸造さんの「えのき味噌」を使用。
~3日目~
〇酒粕ミネストローネ
〇チーズフォカッチャ
酒粕を入れることでトマトの酸味が抑えられてまろやかな味わいに。
~4日目~
〇ごろっとチキンのカレースープ
〇ミニチーズペッパーフォカッチャ・チャバタ
「ふくだや」さんの信州福味鶏を使った贅沢スープ。塩麹が隠し味です。
~5日目~
〇鶏ときのこの塩麹ミルクスープ
〇選べるフォカッチャ(ピンクソルトorチーズ)
塩麹のみで味付けをしており、ほっこり優しい味わいです。
5日間の出店を終えて…
5日間が無事終えられたことに対する圧倒的安心感…!
正直、毎日怖くて5日間安眠できませんでした。
美味しくできなかったらどうしよう、発酵してなかったらどうしよう、焦げてたらどうしよう、、、
様々な不安が押し寄せてきて1日目のオープン前は人生で一番体が震えた日でした。人ってこんなに震えるんだな~と思いました。
でも、皆さんからの「美味しい」の言葉が本当に本当にうれしくて。
応援のメッセージや励ましの言葉に救われていました。
期間中、たくさんの方がお店に来てくださいました。
協力隊期間中で知り合った方、芋煮会にいつも来てくださる方、市報を見たよという方、職場の人が昨日食べてて来ました!という方、
あと驚いたのが「娘がみほっていうんです…!」といってきてくださった方も。
期間中、何回も足を運んでくださる方もいらっしゃいました。
5日間だけの出店ではありましたが、たくさんの方に自分の商品をお届けできたこと、本当にうれしく思います。
初日は震えが止まりませんでしたが、皆さんからの「美味しい」という言葉から自信につながり、2日目3日目になるにつれて気持ちにも余裕を持つことができました。
不安と喜びを繰り返してそれが自信になり、その経験を積むことによって成長できるんだと身をもって感じた5日間でした。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
1人営業の理由
今回は1人で営業をしていたため、お待たせさせてしまったお客様が多くいらっしゃいました。
お待たせさせてしまった皆様、申し訳ありませんでした。
1人で営業しようと思った訳は、将来自分が開業した時も結局1人だから、です。
今回1人営業だったからこそ気づけたことが沢山ありました。
1番に感じたのは、心に余裕を持つことの大切さ。
自分のことでいっぱいいっぱいになってしまい、お客様に配慮が足りていない部分が多くありました。
提供するときのお皿の向きだったり、声のかけ方だったり、表記の仕方だったり、
すべてが終わった今は気が付くことができるけれど、5日間続けてだと、明日のことで頭がいっぱいになり反省→改善まで行うことができませんでした。
たくさんの人に商品を提供したい!という気持ちも大事ですが、自分のキャパを考えた一人営業方法も大切だと感じました。
地域おこし×パン作り
私の協力隊の活動は「地域に根ざしたパン作り」です。
今回の出店で意識したのは「地域性」をだすこと。
本当は地域のものを使ってパンを焼こうと考えていましたがなかなか難しく、、
パンと一緒にスープをつけて、そのスープに地域性を出しました。
また、今の私が一日に焼けるパンの種類や量には限界があります。
でも色んな種類のパンを楽しんでもらいたい…!
5日間の日替わりでスープ&パンを提供しよう!という考えに落ち着きました。
実際に提供したスープは地域のものをできるだけ使うように、そして今回は味噌蔵・酒蔵・ワイナリー等がある須坂の「発酵文化」を積極的に取り入れています。
イートインのお客様で、帰られる際に「これ何鶏だっけ?」「酒粕入ってるの?」など聞いてくださった方もいらっしゃいました。
今回のスープが、ご自宅でも須坂のものを取り入れるきっかけになってくれたら嬉しく思います。
今後について
協力隊卒業後は峰の原を拠点・住まいにしてパンを焼いたりスープを作ったりしたいと考えています。
現在は峰の原ではなく須坂市街地に住んでいるため(よく住んでると勘違いされます)将来的に拠点となる場所を見つけたいなと思っています!
峰の原に住みたいんです!!
と言うと寒いよ〜とか住む場所じゃないとかなんやら言われますが、私にとって峰の原は協力隊になるきっかけを与えてくれた場所。
これからの活動でも、峰の原高原という軸は自分の中でしっかりと持っていたいと思います。
「峰の原の天然高原酵母の実現」
私の活動の中で重要ミッション!
まだまだ実験中ですが完成を目指してコツコツと頑張っていきたいと思います。
コメント