大雪だった(と噂の)去年と全く異なる冬の須坂。市街地は雪が降らず、標高1,500mの峰の原高原も雪が少ない!
それに加えて当日は季節外れの暖かさで、標高1,500mの峰の原高原でも朝の時点で気温は0度を上回る!
そんな中行われたイグルー作成のお話ですよ!
そもそも、イグルーってなんだ!?
「かまくら」との違いは何なのか良く分からなかったので調べました。これは事前情報として知っておくべきことですからね。
なるほど、圧雪ブロックを使ったシェルターということですね!
カナダ北端のマッケンジー河口付近からラブラドル半島にかけての地域で使用される、狩猟の旅先で圧雪ブロックを使って作る一時的なシェルターのこと。
イヌクティトゥット語の「イグルー」には、皮や石で作ったものや恒久的な建物も含まれるが、日本語や欧米の諸語においては、圧雪ブロックを使って作る一時的なシェルターのみを指す。
引用:wikipedia>イグルー
学生たちがP.スタートラインにやってきた
学生というのは長野大学 環境ツーリズム学部 熊谷ゼミの2年生と3年生。
以前、フィールドワークに参加したのはこのゼミの1年生だったので、今回はその先輩達です。
1月中旬とは思えない暖かさ!
この日は須坂市街地も暖かかったですが、何よりビックリしたのが標高1,500mの峰の原高原も暖かいということ。
作業中は薄手の長袖でも良いくらい暖かく、どんどん雪が溶けていく!
去年はパウダースノーだったようで、ブロック作りに苦労したとのことです。今年はブロック作りに苦労しない代わりに雪解けに苦労することに。
早速、圧雪ブロック作り
圧雪ブロックは治具を用いて作成します。
この木枠に雪を詰めて足で踏み固め、木枠を取り外すとブロックが出来ているというものです。
ということで、早速3班に分かれて圧雪ブロックを作り始める学生達。
見てお分かりの通り、雪が溶けて無くなってきているのが分かります。
そこで今回のサポート役である自分の出番です!
ペンション脇に出来た雪溜まりから雪を集め、学生さん達に渡していきます。
最近、筋トレ不足で筋力低下していたので良い運動です。どんどん運んでいきますよー!
出来た圧雪ブロックはこんな感じなんですが、暖かさ故どんどん溶けていきます。
真夏に食べるガリガリ君のごとく溶けていきます。急いで組み立てるのだ!
積み上げろ圧雪ブロック!どんどん上手くなるぞ!
協力隊OBの古川さん指導のもと、順調に作業が進みます。
中段以降、ブロックの出来栄えが向上していきます。
ただ、時間と共に雪が溶けていくので崩さないように注意です。
時間通り、無事完成!
明るいうちに無事に完成しました。
隙間があるところは雪を詰めて形を整えていきます。
最終的に元々あった雪溜まりは1/3ほどになっていました。
元々、撮影要員になるはずでしたが、雪出し要員として活躍することが出来ました。
途中、かなり夢中になって雪を掘っていたので時間が進むのがあっという間でした。
温かい「おしるこ」で体力回復!
イグルーを作り終わった学生さん達に振舞われた特製おしるこ(ココナッツミルク入り)。
P.スタートラインさんのご好意により自分も頂くことが出来ました。
甘くて美味しい!糖分が体を駆け巡るのがわかりました。
終わりに
今回は裏方のサポートに徹したので、学生さん達との交流は少なめでした。(単に自分のコミュ力不足だった気がしますが…)
ですが、春から峰の原に住む計画があり、学生さん達と今後も交流する機会もあるのでそんなに慌てなくても良いのかなと思ったりもしました。
次回会った時に「あの時の協力隊の人だ!」って思えるくらいの交流は出来たと思います。
色々とこれからが楽しみです!
コメント