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芋弟者、「肉フェス」を通じてイベント出店のオペレーションを悟る

野澤の煌めき須坂録

5月27日(土)、長野県須坂市に新たなビッグイベントが誕生しました。その名も「肉フェス」。

我らが、のーす隊員が副代表を務める「須坂のKURASHI」主催のこのイベント、初開催ということでどれくらいの人が来てくれるか分からない中、我ら協力隊も「信州芋煮(今回は山形風)」を出店。

その舞台裏とイベントを通じて学んだことを出展者側の立場で書いていきます!

回を増すごとに準備が大変に…

初めは数人だった参加者も、のーす隊員の抜本的改革により、回を重ねるごとに来て頂ける参加者も増え、人が人を呼び、人の輪が広がり続ける芋煮会へと進化しました。

そんな協力隊が手がける「信州芋煮」は、たまにイベント出店してます。

特に昨年の秋は芋兄(のーす隊員)と芋弟者(のざわ隊員)でイベント出店し続けて出店スキルを上げてきました。

現状に満足せず、常に最高の味を提供出来るように心がけた結果、芋煮目当てで来て頂ける方もで始めたのです。

これまでで最高の味を、全力で作る!

芋兄は今回、運営側なので芋弟者は思いました。

「芋煮を楽しみに来てくれた方々にガッカリしてもらいたくない!」

だから、今までのありったけをぶつけようと思いました。

そう、ゴンさんのように。

出典:HUNTER×HUNTER(ハンターハンター) 29巻

食材調達から下準備まで

須坂市でお肉といえば「ふくだや」さん!

肉フェスにふさわしくするため、信州プレミアム牛を準備しました。

信州プレミアム和牛
信州プレミアム和牛

山形芋煮にするには里芋が必須ですが、今の時期は里芋の旬が過ぎてしまったので「ジャガイモ」で代用します。

なので今回は山形「風」芋煮なのです。

みんなで協力して材料をカットしました。

この時は約70杯分だと思っていました。結果的にこの量で良かったのです!

芋煮具材準備
芋煮具材準備

絶好のイベント日和!

と、いうことで「肉フェス」当日になりました。

この日は晴れていい天気!けど朝の時点で暑い!これはワインよりもビールか!?

暑い日に熱い芋煮!

「冷やし芋煮があったら良いね」という声もありましたが、ここは沸騰寸前の熱々芋煮を提供することで体を温めてもらって、冷たいビールで整えてもらおうという戦法にしました。

肉フェス会場(イオン屋上)
肉フェス会場(イオン屋上)

イベント開始前の朝礼

イベント前に出店者が集まって「須坂のKURASHI」代表の藤沢さんと副代表の北さん(のーす隊員)の挨拶です。

この会場に何人のお客さんが来るのか?イベントは成功するのか?

そんな緊張感もありながらドキドキとワクワクが入り混じる雰囲気でした。

けど、みんな「今日を楽しもう笑」という感じで、各々準備に取り掛かりました。

肉フェス朝礼
肉フェス朝礼

協力隊出店ブース設置完了!

芋煮の材料はカットしてきたものの、煮込むのはこれからだったので、機材のセッティングから始めました。

「不足品があったらどうしよう…」とドキドキしていましたが、それは無事にクリア!

「風が強くて火が弱くなり沸騰しなかったらどうしよう」とも不安もありましたが、風が弱かったため、これも無事にクリア!!

そうして、我々協力隊ブースの準備は終わったのでした。

なお、ムラタ隊員は「焼き玉ねぎ」を販売。隣のブースのSABOさんの提供するシャトーブリアンの付け合わせににと考案したのだろうと思っていた時期が僕にもありましたが、それは気のせいだったようです。

協力隊出店ブース
協力隊出店ブース

完成!山形風芋煮!!

イベント開始前に無事に芋煮の準備も整いました。

ガスコンロは二つ。一つ目のコンロの鍋は完成した芋煮でここから提供。二つ目のコンロの鍋はジャガイモとコンニャクを投入して味付けしながらジャガイモが柔らかくなり、コンニャクに味が染みるまでコトコト。

そうすることで、一つ目の鍋の残りが少なくなったらすぐにスイッチ出来るようにしました。

山形風芋煮(肉フェスVer.)
山形風芋煮(肉フェスVer.)

イベント開始!過去最高の売り上げ!!

いよいよイベント開始!

開始と同時に人が流れ込み始め、30分も経たない内に会場はほぼ満員に!

「あっ、これ凄い人来る流れだ!」

そう思うと芋煮も売れ始めました。昼過ぎまで順調に芋煮は売れ続けました。嬉しい!

リピーターさんも増えてきた

毎回、芋煮を食べにきてくれるリピーターさんも増えてきました。これはとても嬉しいです。

せっかく食べにきてくれたのに、美味しくない芋煮は提供出来ない!「こんなんだったっけ?」って思われたくない。噂を聞いて食べにきてくれた方には「こんなもんか…」って思われたくない!

という思いが芽生えて妥協出来なくなりました。

適当な性格だった自分ですが、芋煮を通じて意識が変わった気がします。

「人からお金を頂く」ということが今までの社会人生活では無かったので、新たな境地です。

今は「協力隊の芋煮」というところの看板のおかげで人が来てくれているので、これから先、自分の事業を行なっていく上でこの気持ちは大切にしていきたいと思います。

そういう意味で、芋煮は素晴らしい経験を積めるのです。

14時過ぎから客足が鈍化

お昼が終わると明らかに客足が鈍化しました。

売り上げ目標の70杯はすでに売り上げ済み!でも材料が余っていたのでどんどん作れたので「材料がなくなるまでやろう!」と思い仕込みに死んだ結果、残っているのは鍋1つと鍋半分。

残り2時間で売り切れるか!?という不安が出てきました。

少しずつ芋煮も売れて、残り1時間ほどになった時に提供エリアを変えました。

カウンター提供のディスプレイ効果で売り上げUP!!

芋煮を通るお客さんから見えるように提供場所を変えた途端に効果が出始めました。

これまでと同じ勢いで芋煮が売れ始めたのです!

やはり芋煮がどんなものか分からないまま買うよりも、実際に目で見える方が俄然購買意欲が増すもの。実際に行うとその効果が良く分かりました!勉強になりました!!

気がつけば、丸々1鍋あった芋煮も完売状態!

最後に出店したみんなで分け合って食べていたら「芋煮まだありますか?」と尋ねてきてくれた方が数名…「すみません!完売しました(汗」と返答するしかなく、申し訳ない気持ちです。

最後まで芋煮を求めて来てくれてありがとうございました。

イベント終了後の終礼

真夏日となったこの日、皆さん日焼けて真っ赤になっていました。

気がつけばイベントも終わり、準備に比べると片付けはあっという間に終わっていました。

ほぼ休憩無しで芋煮を提供し続けたのでヘトヘトです…でも炎天下の中、運営にあたっていた実行委員とスタッフの皆さんはもっとヘトヘトのはず。お疲れ様でした!

最後は「須坂のKURASHI」代表の藤沢さんと副代表の北さん(のーす隊員)の締めの挨拶で終わり、みんなで記念撮影をして解散になりました。

本当の終わりはりんご箱の片付けを終えて、なのですが、ここまでは手伝えず申し訳なかったです…

肉フェス終礼
肉フェス終礼

実行委員とボランティアスタッフに感謝!!

今回のイベントを通じて感じたのは、「本当にこのイベントは初開催なのか?」と思うくらい、運営・進行がスムーズだったことです。

裏ではとても大変なことが起こっていたと思いますが、出店側としてはそれを感じることのないくらい自分の作業に集中出来ました。

これも実行委員とボランティアスタッフの皆さんのおかげです!

このメンバーがいれば須坂のイベントは盛り上がっていくでしょう。楽しみです!

イベントを終えて

イベントを終えて売り上げの集計をしたところ、目標70杯に対して140杯以上販売できました!

なぜ、目標数に対して約2倍売ることが出来たのか?ですが、ジャガイモの大きさが幸いして想像より多くの杯数を提供出来ました。

これだけの杯数のオペレーションが出来たということは、この先大抵のイベントに出店してもオペレーション可能ということ!

ただ、今回は芋煮オペレーションに夢中で、ほとんどブースの奥で鍋を煮込んでいたので購入してくれた方とほどんど会話することが出来ませんでした…

購入してくれた方も奥に芋弟者がいることに気づいてくれた方は少ないのではないか…

とはいえ、イベントは大成功だったし、芋煮は目標の2倍売れて完売だったし、満足でした!!

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