HPレイアウト変更しました@2023.8.3_野澤隊員

峰の原活動~長野大学フィールドワークに登壇した件について~

THE NORTH DIARY~須坂暮らし日記~

須坂市地域おこし協力隊の北(のーす)です!

今日は峰の原高原での活動に参加してきました!

長野大学環境ツーリズム学部熊谷ゼミの1年生の方々が峰の原高原で大学主催のフィールドワークをされるということで、そこにノザケン&のーすが現役協力隊として参加・登壇させて頂きました!!

日本はオワコンと言われてきた学生達

例の如く、峰の原高原の歴史や地域おこし協力隊の説明をしました。ここはいつもの読者の皆さんなら省いて良いところなので省いちゃいます(協力隊の制度やシステムなど今度改めて書いてもいいなーと思っています)

学生達のノートにはメモがいっぱい。

北は北海道、岩手、長野、富山、福井、愛媛など全国から集まった若者が目を輝かせて話を聞いていた。

自分が18歳なら・・・確実に寝ていたし、そしてノートには謎の記号が並んでいただろう(笑)

本当に真面目な学生で、年齢よりもずっと大人びて見えた。

みんなお昼すぎなのにしっかり話を聞いてました。学生時代の自分に見せたい。

そんな学生達と質疑応答のコーナーを設け、いろんな質問がある中でいくつかの学生から出た言葉が

「儲かると言われても、ペンション経営はリスクがあるからしっかり考えて行動したい」という言葉。

きっと本当に不景気の中を真っすぐ生きてきて、YOUTUBEやテレビでは識者が「日本はオワコンだ!」なんて唱えるのを見て育ってきたから、根底には「人生の冒険はしたくない!」という思いが強くあるんだろうと感じた。

彼らからしたら当たり前のことで、何かを意識して質問したり、回答したわけじゃないだろう。自分が18、19歳の頃はもっと「何とかなるさ」で生きてきたかもしれないなぁと振り返ったりもした。

そして歳を重ねるごとに「何とかなるさ」が消えていったことも思い出した(笑)

日本は多様な夢を持てる国になれるか?

今回、ペンションスタートラインの古川さんがペンションや観光業に関するお話をされましたが、学生たちに「将来やりたいことは決まっているか?」と質問したところ、約20名中2名が手を挙げた。

一人は動画クリエイターで、一人は地方創生をしたいというもの。

それ以外にも後でこっそりと「実は将来都会に出てみたいんです!」と目を輝かせていた学生もいた。

いろんな足跡があっちいったりこっちいったり。人の「夢」もこんな感じでいいのかもしれない。

いろんな夢があっていい。

むしろ久しぶりに無邪気に「都会に出たい」というポジティブな学生に出会った気がした(笑)新卒で社会に出ても、何も考えずにそのくらいの考えで都会に出たって良いと思う!(自分もとにかく親元を離れたい理由で一人暮らしをしたので)

私自身もずっと不景気の中を生きてきて、それは自分よりも大人のせいだ!(長渕や尾崎の影響も多少受けながら)と感じて生きてきたのに、いつのまにか自分がその「大人」になってきたんだと今日実感した。

でも、夢を持っている人が少ないな・・・とも感じた。

この青年達に夢を抱かせる国にするのも自分の活動が影響してくるのではないか。

何をするにせよ、笑顔で楽しい仕事やってるんだって言えることが「夢を与える」ことのなのではないだろうか。

別に地域おこし協力隊がスター軍団と言っているわけではない。銀河系軍団とも思っていない。偉そうな夢とか語れるとも思ってはいないけど、それでも1人1人の大人の「表情」が子供や青年たちに「夢」を与えるのではないだろうか。

私は気が付いた。

日本に元気を与えるのはカリスマユーチューバーでも無ければ、政治家でもない。

夢を与えるのは大人の「表情」じゃないか!!!(ポエマーですみません)

さいごに:今度あったら聞いてみたい

自分もそうだったけど、今の若者たちは本当に優秀で頭もいいし、いろんなことを考えて生きてきた。

だからこそ「やりたくないこと」を聞いてみたい。

きっとそこから逆算した方が、彼らも夢を見つけやすいのではないだろうか。

そうすれば彼らもイキイキとした表情で働ける未来が見えるのではないだろうか。

どんなやりたくないことが出るのか、楽しみでもある(笑)

次に会う機会があれば是非聞いてみたいな。

とまあ、偉そうに言ってますがつい最近まで将来のことで眠れないくらい悩んでいたことはここだけの内緒です(笑)

のーす

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