タイトルの工夫なくてすみません。
前回挙げた記事のタイトルがこっそり気に入っててまた使っちゃいました。
先週11/3に湯っ蔵んどで開催された「おこさまるしぇ」にあっぷさいくる蔵部さんと共同出店してきました。
出店テーマはアップサイクルのワークショップ。
地域で使われなくなった木のりんご箱の端材を利用して自由に工作してみよう!
という内容です。
、、、
”自由”に…
これまでたくさんの小中学校で子供たちと交流してきた私たちは、
子供たちにとって、この”自由”という言葉を体現するのがとても難しいのだということを知っています。(大人もかな?)
説明書もなければ完成品の見本もない。
日常から発想力を培っている子でなければ、”自由につくりあげる”という姿勢に辿り着くまでに多くの時間を要します。
ですが、そんなハードルがあると理解していながらも私たちがあえて
”自由工作”
をテーマにしたのは、自分なるの考えを持って行動することが出来るようになれば、これから訪れる沢山の分岐点で色々な選択肢を持てるようになるはずだと信じているからです。
…久々に語ってみました。写真も挟まずそこそこの長文で。しかも序盤に。笑
大層なこと言いましたが、やったことはただの楽しい工作です。笑
とにかく最初に取り掛かるときのハードルを下げるために、これまで作ったアップサイクル製品を根こそぎ持って行ってみました。
上の写真の左にある箱の端材を使って工作するんですけど、これだけ渡してあとは自由に工作していいよってのはさすがに酷かなと思いまして。笑
製品を持って行ったのは、似たものを作ってもらいたいって意味じゃなくて、
「これはこんな考えでこうしたら面白いって考えながら作ったんだよ~」
っていう発想の部分を参考にしてもらえればと思って紹介してました。
それでもなかなか難しいだろうな~なんて想像してたんですが、、
結論、子供たちの力を舐めてました。笑
次々と斬新なアイディアを出して十人十色の成果物を作っていく様に圧倒されてしまいました。子供たちのことを少しは理解してきたかな~なんて最近は思ってましたが勘違い大馬鹿野郎ですね。
圧倒された系でいうと更にすごかったのは子供たちの追及する姿勢。
最初にこんなの作りたい!って言ってたものがいい感じで出来てきたね~。なんて大人が褒めてると、
「色も塗りたい!」「絵描きたい!」「ここ改造したい!」
なんて言ってくれるんですよね。出店者としてこんな嬉しいことはない。
↓↓この子なんてすごくて、
かっこいい棚できたやん~。って言ってるそばから
なにか物足りない様子、、
改造案を検討しはじめて目を離した隙に
どないなっとんねんて。ロボットみたいなってますやん。
自作の工作物置きたいからって棚作り始めたのにいつの間にかロボットできてますやん。
しかも上からも下からも持てるように、上下に麻紐の取っ手付き。笑
小学2年生ですって。
あまりに感動したので、おうちに帰るまでの間、見本として飾らせてもらいました。
なんでもありのフリースタイルを掲げていたので、生まれて初めてインパクトドライバー使ってみるし、ヘルプを求めてきた子にはサポートするし、絵の具で手形をつくるなんて最高だし、、
なんて感じで和気あいあいと楽しく作業してたら、
いつの間にか大盛況に!
すごい嬉しかったんですけど、ちょうど一人になったタイミングだったので少しだけてんやわんや。笑
だがしかし、ここで大活躍したのがお父さん勢!
お子さんと一緒にトントン、ギコギコやってくれたおかげでスタッフ側はずいぶん楽をさせてもらえました。深謝です。
子供たちもやっぱお父さんと一緒に作業するの楽しそうでしたね。
そんなこんなでおこさまるしぇを堪能させていただきました。
おこさまるしぇ自体が大盛況だったのが大前提ではありますが、体験型のワークショップをやっていくヒントも少しは得られたかなって思います。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
↓↓は当日の子供たちの作品集の一部ですので、よければ最後に見ていってください。
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