森林サービス産業においては、これまで「峰の原地区説明会」、「第1回オープン・ラボ」、「先進地見学」を行ってきました。
今回は「第2回オープン・ラボ」を開催したので、ご報告します。
ゼロからのスタートでしたが、関係者の皆様のご協力により、一歩ずつ着実に進んでいます。
本事業の目的
まず初めに、本事業の目的をお伝えします。
3本柱を主として本事業を推進していきます。
予期せぬ出来事があった
いずれも解決済みですが、予想していなかった出来事が2点あったのでご報告します。
外部企業の視察・意見交換を兼ねたオープン・ラボの延期
(須坂市ではない他の地域の話ですが)積雪による路面状況の悪化から視察ツアーの安全性が懸念の声が上がったため、須坂市もそれに引っ張られる形で延期となりました。
どうせ延期になるなら「グリーンシーズンの方が魅力が伝わりやすい」との意見もあり、5月に延期となりました。
令和5年度の山村活性化支援交付金の募集が開始されていた
例年よりも1ヶ月早く、しかも申請期間が4週間→3週間に短縮された形で開始されていました。
この時点では申請に向けて関係者と協議・合意出来ていなかったので、期間内に申請することは不可能と判断して申請を見送ることを決めました。
次回(おそらく5月中旬頃)の2次募集での申請を目指して進めています。
第2回オープン・ラボ開催
外部企業を招いてのオープン・ラボが延期になりましたが、申請に向けて協議しなければならない案件があるので関係者よるオープン・ラボを開催しました。
仁礼会館にて開催
今回のオープン・ラボの会場として仁礼会館の会議室をお借りして実施させて頂きました。
過去の米子大瀑布視察においてお邪魔したことのある場所ですが、会議となるとこれまでと異なる気持ちでの入館です。

主な協議内容
今回のオープン・ラボでは以下の議題について報告・協議・意見交換を行いました。

山村振興計画をリリース
山村活性対策事業を行うためには市町村が「山村振興計画」を作成している必要があります。
そこで政策推進課にて作成頂きました。
オープン・ラボ後に須坂市のホームページにてリリース頂きましたので、山村振興計画は以下からご覧頂くことが可能です。
今後の予定
直近の予定は以下を予定しています。まだまだスタートまで越えるべき壁は多々ありますが、地域関係者を始めとした多様な関係主体の方々との関わりを大切にするため、確実に進めていきます。
信州・峰の原高原森林サービス産業推進協議会(仮称)の設立
第3回オープン・ラボに向けて協議会を設立します。
新設の協議会では『「峰の原高原」で目指す姿』の「(Ⅰ)経済(Ⅱ)社会(Ⅲ)環境」を軸として、新しい事業を行うための基盤 (プラットフォーム)作りを行います。
第3回オープン・ラボ開催予定
新たに民間活力を活かした「森林サービス産業」のプロジェクト創出を目指す長野県上松町・南箕輪村・須坂市において、新たな事業創出に関心がある事業者やガイド・インストラクター等による現場視察・意見交換を通したマッチング等を行います。
詳細については後日、長野県より告知予定です。
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