「森林サービス産業」を推進中の身ではありますが、こちらはマネジメント要素が強く、「自分でも手を動かして、何かしたい!」という思いがあり、直近で役に立ちそうな資格を三つ取ろうと考えました。
今回は三つの内、取得完了した二つをご紹介します。
残りの一つは3月下旬に予定しているのでまた後日!
小型車両系建設機械運転特別教育
事業者は、機体質量が3t未満の車両系建設機械のうち、「整地・運搬・積込み用」及び「掘削用」の機械で、動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。
ということで、長野県長野市にある「中部労働技能教習センター」に行って教習を受けてきました。
教習は二日間で1日目が座学、2日目が実技でした。
1日目は日中も雪が舞うほど寒かったので、この日が実技でなくて本当に良かったです。
2日目は晴れていたものの、風は冷たく、他の人が実技している間は寒くて皆ストーブの周りで暖をとっていました。
「ニュータイプだったら乗った瞬間に自分の手足以上に機体コントロール出来るんだろうなぁ」なんて思いながら乗り込んで操縦してみると、やはり初めは難しい…
けど何回か乗っていると感覚も分かってきていい感じに動かせるようになってきました。
あとは実践あるのみ!(いつになるか分からないけど)
今回の教習で乗れるようになる建設機械です。
一番使用頻度が高そうなのは「ドラグ・ショベル」になるでしょうか。
伐木造材課程特別教育
チェーンソーで伐木等の業務を行うための特別教育です。
この講習の修了者は、安全衛生特別教育規程第10条及び第10条の2による特別教育を受けたものとみなされます。(労働安全衛生規則第36条第8号に規定する業務に就くことができます。)
ということで、長野県塩尻市にある「林業総合センター」にて3日間の講習を受講してきました。
座学と実技が半分ずつという感じです。
ここではチェーンソーに関する基礎的なことを丁寧に教えてくれます(ただ、講習時間が足りない感じなので若干駆け足です)。
実技では目立ての重要性を学ぶために講師の方が各自持参したチェーンソーを操作して目立て前の状態での丸太の切断時間を計測。
その後に各自目立てを行い、再度同じ講師の方がチェーンソーを操作して切断時間を計測してそのタイム差を確認するというものです。
目立てをするしないによって切断時間が2倍になります。となると目立てをしっかりすると半日で終わる作業が、目立てをしないと1日かかることになります。
これは非常に大きな時間ロス!目立ては休憩時間ごとに行い、常に最高の切れ味を保つように心がけるということです。
林業総合センター内の森林に入り、「チルホール」を利用した伐採方法を学びました。
実際に伐採はしませんでしたが、チルホールの取り付け、取り扱い方法まで学ぶことが出来ました。
昔は実際に伐採までしていたそうですが、現在は行っていないとのことで少々残念でした。
残すは小型移動式クレーン運転技能講習
荷揚げに必要な「玉掛け技能講習」はクレーン講習を受けてから(もしくはクレーン講習とセット)でないと受講出来ないという謎仕様(クレーンだけ取っても正確な荷揚げが出来ない…)なので、来年度に入ってから受講しようと思います。
とはいえ、「玉掛け技能講習」は吊り上げ荷重1t以上の場合に必要なので、使用頻度としてはほぼ無いのかもしれません…
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