自然と触れ合えるあそび場つくります
昨年の6月から水面下で準備してきていたあそび場づくりプロジェクトがもう少しで本格化します。
場所は須坂温泉古城荘のすぐ裏にある山?森?の一部。
土地を所有する大谷町のご厚意で整備、活用させてもらえることになりました。
大谷町や農林課の皆様が前向きにサポートしてくれているおかげで、ここまでのところ順調に進められています。本当にありがとうございます。
目指したいあそび場の姿はこんなかたち。
- 自然に触れ合える
- 走り回って大声だせる
- 秘密基地つくり放題
書き始めると思いが溢れすぎてスーパー長文になってしまうので、プロジェクト詳細はまたの機会に改めて紹介させてください。
てことで動き出したものの、子育て経験もなければ教育現場で仕事した経験なんてもちろんない。
まずは須坂の子育て現場のリアルを知るべし!ということで、保育園・幼稚園、小学校、子育て関連の団体などにヒアリングをして回っています。
皆様お忙しいのにも関わらず快くご協力くださいました。せっかく色々なお話を聞けましたので、ヒアリングを通して得た気付きを3つ共有します。
(あらかじめプロジェクトの趣旨を伝えてからのヒアリングですので外遊び寄りの内容になっていますが悪しからず)
地域へのヒアリング
外遊びはやっぱり大事
さっそくプロジェクトを正当化するような気付きですません。
幼児期の子どもたちが最も活発に遊びまわるのは、やっぱり外で遊ぶときみたいです。
ある保育園で聞いた印象的なエピソードを一つ紹介します。
園の外でお散歩したときに捕まえたかねちょろを園で育てていて、子どもたちは、どんな餌をあげればいいのか、孵化させるにはどんな環境を作ってあげればいいのか自発的に調べて実践しているんですよ。
(「かねちょろ」で合ってます?小田の地元福岡では「かべちょろ」)
外遊びでの発見をきっかけに自分たちの頭で考えて実践、失敗したら何がだめだったか考えて調べてまた実践。
これって完全にPDCAサイクル。
大人でもうまくPDCA回せない人が多いなかで、小さいときから自然と経験できるってすごいことですよね。間違いなく将来への大きな財産になるはずです。
みんな地域交流もとめてます
- 子どもたちに普段会わない地域の人たちと接してほしい
- 地域の人たちに子どもたちと交流してほしい
お話を聞かせてもらったところは皆様そう仰ってました。
でも、子どもたちのためであれば、何か一緒にやりたいという地域の方はたくさんいるはず。
両者のニーズは一致しているけど、コロナ禍の影響や通常業務の忙しさあって潜在的なものに留まっているからマッチングされていないのかな。
これって地域おこし協力隊の出番じゃないか?
両者を繋ぐ人間が一人いれば簡単に解決されるはず。
今後、保育園・幼稚園、小学校をはじめとした子ども関連の施設と地域の人や企業を繋げる、地域コーディネーターのような動きも活動に盛り込んでいきたいなと思います。
置き去りにできない大人の気持ち
子どもって自然の中に解き放てばある程度勝手に遊べるんです。(たぶん本能)
でも僕ら世代の大人って、意外と自然の中で遊ぶって経験してきてないし、理性が本能上回りがちだからどうやって楽しめばいいかわからない。
実際に親子イベントでも、保護者の方が一歩引いちゃったりってことがけっこうあるみたいです。
でも子どもをあそび場に連れていくのは大人。
気持ちよく読書できたり、
楽器を自由に演奏できたり、
ママコミュニティがあったり、
大人も一緒に森遊びを学べたり、
大人も楽しい!と思える場所にすることが、あそび場をつくるうえで重要なことなのかも。
自分としては面白い気付きになりました。
子ども・大人・地域 ぜんぶをごちゃ混ぜににしたい
小さいころに外遊びの経験をしておくと、自己肯定感や自由な発想力、コミュニケーション能力が育つと言われているように、
最近では外遊び、特に自然の中で遊ぶことの効果が統計データや論文で証明されていきています。
漠然と“外遊びっていいよね♪”だけではなく、科学的根拠をもとに外遊びの素晴らしさを言語化するような活動もしていく予定です。(私みたいに根拠がないことはやりたくないって人もいると思いますし。笑)
まずはインスタアカウントを準備していますので開設したら案内させてください。
子どものこと、大人のこと、地域のこと、全部ひっくるめてあそび場づくりに反映したい。
自分的にはけっこうチャレンジング。
ヒアリング等で得られた知見をもとになんとか形にしていきますので、皆様応援の程宜しくお願い致します。笑
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