HPレイアウト変更しました@2023.8.3_野澤隊員

悔いのない協力隊活動にするには。ちょっとだけ振り返る。

THE NORTH DIARY~須坂暮らし日記~

須坂市地域おこし協力隊のーすです。

協力隊になり1年半が経過して、少しだけ昔を振り返ったりしていました。

ついに折り返しです。

激流にのまれた生活の中、そういえば自分は何をしたかったのかなーと改めて着任したときの気持ちを振り返ってみたいなと思いました。

メーカー営業だった自分の経験を生かしたい

私は14年間、機械設備系の営業をしていました。

地域おこし協力隊になった時もやはりこの営業スキルを生かしたい!と思い、実は新たな6次産業を生み出したい!などという目標を掲げていました。

特産品などから新しい商品を生み出し、須坂の顔になる商品にしたい。そういう想いがありました。

そこでまだ発展途上だったソルガムに関わり、新たな商品を生み出し、世に送り出したい!

と考えてましたが、思っていた活動の30%も達成出来ていないなと感じています。

思ってた以上に簡単じゃなかった、というのもありますが(笑)

古民家とかDIYして田舎生活を満喫したい!

と思っていましたが、いざ住むとなると駅近がいいなーとか、スーパー近くじゃないとイヤだな・・・というのもあり、結局駅近物件に。。。そして、中途半端に古民家でもない物件でDIYもほぼ2か月で終了し、賃貸なのでそこまでお金かけたくないな。という現実から結局これまた40%くらいの達成率で完了。

今も空き家バンクの活動をしていますが、家を購入して物件を直していく。というのは大きな決断と資金が必要。思っていた以上に入隊してすぐに卒業後の進退に気を取られてしまい、家ばかりを直す時間も勿体ない!と感じたのも事実。

DIYも頑張ったけど。。。何だか消化不良。

レザークラフトの専用工房を持ちたい!

そういえば・・・というくらい遠ざかってしまったレザークラフト。

ずっと趣味でやってきて、身の回りの文具などは自分で作ってしまうほど好きだったこともあり、都会で使えなかった工業用ミシンを家で使いたい!だから1軒屋がいい・・・などという夢もありましたが、これまた好きだったことよりも「生活できるのか?」ということに気が向いてしまい思い切れず、今はこだわって揃えた道具達も冬眠中です。趣味に割く時間どころか休みもない・・・アレレ?

キーケースとか作ったりしてました。世界にないものを創造して作るのは楽しい。

家庭菜園をやる!

これだけは100%の達成と言っていいかなと思います(笑)

近所のおじさんに助けてもらいながら、沢山の野菜を育て、夢だった近所へのお裾分けも出来ました。

ヨメハーンが畑(砂利の敷地)にスコップで開拓した日から約1年。

今では何でも育つ畑になりました。

ケムラーとの戦いに敗れる日もありましたが、沢山の野菜が収穫できました(継続中!)

忘れてた夢も

そういえばリンゴジェラート屋さんをやってみたい!という夢もありましたw

個人的にジェラートが大好きなのに、須坂には全然ジェラート屋さんないなー東京には沢山あるのに。というのが第一印象で、ジェラート屋さんすれば結構いけるかも!という甘ったれた夢を抱き、ポケットのコインを握りしめ須坂に来ましたが、ジェラート屋さんのハードルが高いことを知り、これも何もあやる前に諦めるという。

そういえばキャンプ場やりたいっているのもあったかな・・・これも市街化調整区域という現実を何も知らずに掲げたことで、失敗に終わりました。

よく考えればこれは全て1人称だった

そうお気づきかもしれませんが、私の夢は全て「私」が叶えようとしていたんです。1人でやる夢の量では無かったな・・・と。天津飯のように4人に分身出来れば出来たかもしれません。が、私は1人です(たまに2人になれます)ので、これは必然だったのかもしれません、つまり取捨選択のうえだったので、どんなに過去にタイムスリップしても同じ考えで決断していたでしょう。

この技に同じく、私の1つに注ぐ力も1/4になってしまう・・・

これからの自分がやっていきたいことを1人ではなく、同じ志を持つ人と関わりながら・・・

小さい頃は「何でも1人で出来るように」と教えられてきた気がします。誰かの助けをもらって何かを達成するよりも「自分でやれる」個人成績が優秀な人が脚光を浴びる世界で生きてきた気がします。

強いて言うなら、小さい頃からの「野球」という団体競技だけは「全員野球」というスローガンでそれぞれの特徴を大切にしながら活動してきたように思いますし、スポーツの良いところは1人では競技出来ないことや得意不得意があるところが「社会」に通じることのように思います。

私は協力隊になった時に、どこか個人競技に参加した気分になっていたかもしれません。

1年半経って強く思うことは1人では自分のやりたいことの半分も出来ないし、きっとこれからも何も達成できない可能性の方が高い。ということ(私の考え)

協力隊の3年間で自走してやっていく仕組みまで作るのは難しい(限りなく0に近い)ですが、そのとなる仲間推進力となるパワーやアイディアのための種まきをすることが、この3年間を有意義にする一番の方法なのかもしれないですね。

「中途半端」(ちゅうとはんぱ)の意味 (jitenon.jp)

最後に

野球に例えるととてもわかりやすいのですが、出塁(営業)して、送りバント(誰かのアシスト)して、ヒットを打って打点(営業契約)を稼いでくれるメンバーや仲間が必要だと感じています。いつも同じピッチャーではないので、打てるやつ打てないやつもいます。だからチームメンバーも必要。

何を書きたいか野球に例えだしたところから(笑)わからなくなってきましたが、これから1年半は卒業後も一緒に仕事を高めあえる(ここめっちゃ大事)チーム作りを意識して協力隊として活動していきたいです!!!

以上

のーす

一緒に働いてくれるひろゆきみたいなホリエモンみたいな成田さんみたいな人、募集中です。

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