須坂市地域おこし協力隊の野澤です。
峰の原高原での森林サービス産業の事業が開始して、半月の間にラボを4種類開催するという怒涛のスケジュール…なんとか最初の山場を終えました。
準備不足で実力不足で寝不足という「不足」ばかりの反省点てんこ盛りでした。
12月の後半は経費精算に追われる日々です…まだまだ寝不足の日々は続きます。
森林サービス産業
何度も繰り返し投稿しますが、峰の原高原で取り組む「森林サービス産業」についてご説明します。
主な取り組み内容
「健康ウォーキング編」開催
12月11日(月)に開催しました。
会場は9月下旬にOPENしたタコライスが美味しいと話題の「CHICHIPI」さんです。
今回は会議仕様でアレンジさせて頂きました。
「こもれびホール(地域公民館)」以外でワーキングスペースとして活用させて頂けるのは本当にありがたいです。
クアオルト健康ウォーキングを体験
講師は日本クアオルト研究所 代表取締役/ドイツ気候療法士の大城さんにお越し頂きました。
峰の原高原の森を歩きながらクアオルト健康ウォーキングを体験しました。
クアオルト健康ウオーキングは、ドイツのクアオルトで活用されている、気候性地形療法の手法やコースの基準を基本とし、日本の自然環境や気候に適合させ、路面の傾斜や変化、安全対策などに配慮した、運動指導です。
引用:クアオルト健康ウォーキングとは
ウォークング前後には血圧計で血圧を計測します。運動中はポイント毎に脈拍と表面体温を計測します。
これらの変化量が数値で表されることでエビデンスとなり参加者の目にみえる効果になります。
写真はみんなで自身の脈拍を計測している場面です。
実はこの日の午前中まで濃霧で全く視界がありませんでしたが、体験直前に霧が無くなり、晴れて素晴らしい景色を見ることが出来ました。
根子岳をバックに記念撮影。
将来、峰の原高原が健康療養地として有名になる日を目指した最初の一歩です。
鹿教湯温泉における健康プログラム開発の取り組みを学ぶ
講師は日本健康運動指導士会 長野県支部理事/健康運動指導士の井出さんにお越し頂きました。
井出さんは鹿教湯温泉でポールウォーキングなどの健康プログラムの創出に取り組まれるなどされてきたため、その取り組みについてご説明頂きました。
ポールウォーキング用のポールについてご説明頂き、歩き方によって形状が違うことを知りました。山登り用のポールと同じかと思っていましたが、全然違うことを初めて知りました。
また、長野県にはポールウォーキング用のポールを製造している会社が3社もあることも初めて知りました。
「森林セラピー編」開催
12月12日(火)に開催しました。
そう、「健康ウォーキング編」の翌日、二日続けてのラボ開催なのです。
会場は昨日と同じ「CHICHIPI」さんでした。
森林セラピーを体験
講師は「信濃町森林メディカルトレーナー」であり、信濃町認定「癒しの森の宿」ロッジしらかばオーナーでもある高力さんにお越し頂きました。
当日はこの季節らしからぬ雨でした。
自称「晴れ男」の私も連日のイベント開催に晴れパワーを使い果たしました…
ですが、森林セラピーは雨の日も癒しの効果MAXでした。
今回、森林セラピーのエリアに選んだこの場所はベニバナイチヤクソウの大群生地です。
高力さん曰く「こんなに大規模な群生地は滅多に無い貴重な場所」とのこと。
この森の散策道を整備すれば素晴らしい森林空間になるポテンシャルを秘めています。
今回の体験で最も面白かったことは苔の世界です。
ルーペを持って苔を見るとミクロな森が広がっていて、見始めるとその世界観に没頭して時間が経つのを忘れてしまうのです。
森林セラピー体験が終わった後は高力さんの講義を聞きました。
森林セラピーが体にもたらす健康効果や、信濃町が森林セラピー基地になるまでの地域の取り組みなど大変参考になるお話ばかりでした。
冬はスノーシューを履いて行う森林セラピーもあるということで、冬の信濃町で森林セラピー体験もしてみたいです。
公式ホームページにて情報発信中!
公式ホームページからラボなどの情報については、ホームページにて順次お伝えしています。
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