須坂市地域おこし協力隊の宮澤です!
筑波大学菅平実験センターでオブザーバーとして参加した3日間の山岳微生物学の実習を終えました。
発酵食品の仕込み
今回仕込んだ発酵食品たち↓↓↓
・味噌30kg
ブルーシートの上で大量味噌仕込み。みんなでやると意外と早い!ワイワイしながらできるのも楽しいです。
・甘酒
米麹と水を入れてヨーグルトメーカーに入れるだけで出来上がります。優しい甘さでほっこり。
・テンペ(大豆とレンズ豆)
大豆などの豆をテンペ菌で発酵させた発酵食品。
白いほわほわがびっしりで食べるのを躊躇してしまう見た目…笑
納豆もそうですが、これを初めに食べようと思った人すごすぎます。
・天然蜂蜜ヨーグルト(牛乳と豆乳)
天然の蜂蜜+牛乳、天然の蜂蜜+豆乳で牛乳ヨーグルトと豆乳ヨーグルトをつくります。
発酵器に入れて2日。
豆乳の方が固まりやすくヨーグルトっぽさがありました。
牛乳ヨーグルトの3つ作ったうちの1つはちょっと体に取り入れちゃいけない味がしました。
顕微鏡で覗いてみると、色んなものがいるとのこと。
「腐敗」と「発酵」は隣り合わせだということ、身をもって感じました笑
苦味や酸味が強く出てしまったり、腐敗してしまったりとヨーグルトは中々難しかったです。
・松葉サイダー
松葉をペットボトルに入れて砂糖水を注いで何日かすると出来上がる松葉サイダー。
これが意外と美味しくて、爽やかな香りが良いアクセントになっていて美味しいです!
マツ以外の植物でもやってみたら美味しいサイダー出来上がるんじゃないかと思うので色々試そうと思います。
峰の原だとクマザサ、シラカバ、、?
植物サイダー飲み比べ企画!とかできたら面白そうだな~なんて考えてたりしています。
酵母のサンプリング
「峰の原高原の植物からパン酵母を起こす」
この目標の肝になる作業です。
まつぼっくり、マユミ、シラビソ、雪、土、マツ、シダ、、
一見地味ですが、夏だと色んな花、実、虫など見るものがたくさんあるため、冬だからこそ注目できる植物かもしれません。
採集した植物と砂糖水を密閉容器に入れパンに適した酵母を探します。
どの植物に製パンに適した酵母がいるのか、どのくらいの期間で酵母が育つのか、育った酵母からパン種を仕込んで焼成して試してみます。
これからは色々な植物でこれを試す期間!
目標に向けた第一歩を踏み出せたことが嬉しくワクワクしています。
長期的な試みになりますが、試行錯誤を繰り返し楽しみながら進歩していきたいと思います!
コメント