須坂市地域おこし協力隊の宮澤です!
現在取り壊し作業中の峰の原高原のペンション。
実は私が初めて泊まったペンションなんです。
思い出の場所が実際に取り壊されるところを見ると、何となく寂しい気持ちになります…
私が初めて泊まったペンション
大学2年生の夏前、木下ペンションでの宿泊。
先輩からの「峰の原のペンション泊まってみませんか~?」とお誘いがあり、
当時は「峰の原のことならすべて関わる!!」というスタンスで動いていたので、先輩たちと一緒にペンションへお泊りしました。
ペンションってどんなトコ?
「泊まります!」と言ったものの、当時は洋風の小さい宿泊施設~くらいしか知りませんでした。
ペンションとは、洋室を中心とする小規模な宿泊施設で、家族経営が基本です。
ペンションによって経営スタイルは変わってくると思うのですが、木下ペンションは「堅苦しくないアットホームな場所」でした。
宿というよりまるで実家のような安心感。
「お邪魔します」ではなく「ただいま」と言いたくなる、そんな場所でした。
夕食は大皿を囲んでオーナーさんも一緒にみんなで食べるスタイル。
この日のご飯は中華風!
全部美味しかったのですが、写真の右から二番目のソラマメとエビとイカの炒め物が特にお気に入りです。
こんなおいしいおかず沢山あったらごはん進んじゃいます。
ご飯のおかわりも自分で好きなだけついで~って言われたのでもりもりに盛ります。
当時は大学に通うためにアパートで1人暮らしだったので、久しぶりに大人数でご飯を囲んで食べて、あったかい気持ちになったのを覚えています。
次の日のお昼はペンションの前でBBQ!
食材もオーナーさんの車に乗り皆で行ってきました。
”その人”を求めてペンションへ泊る
皆さんは、どこかに泊まろうとするとき何を基準に宿を決めますか?
値段・アクセス・食事・部屋などいろいろあると思います。
初めてペンションに泊まってみて、この人にまた会いに行くために泊まりたい、と感じました。
ホテルや旅館とはまた違うこの感覚が、新鮮だったし素敵だなと思いました。
このペンションの初宿泊をきっかけに峰の原やペンション経営に興味を持ち、頻繁に峰の原に通うようになりました。
この経験があったからこそ、今の地域おこし協力隊の私がいると思います。
オーナーさんと誘っていただいた先輩には感謝の気持ちでいっぱいです。
ペンションが無くなってしまっても、ここで過ごした時間はずっと忘れません。
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