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「管理不全空き家」についてのミニ勉強会

THE NORTH DIARY~須坂暮らし日記~

須坂市地域おこし協力隊の北です。

今日は私の空き家バンク活動メインのブログです!

そもそも空き家の定義は?

空き家の定義は細かいことを除けば

①長期間(1年以上)誰も住んでいない もしくは 利用されていない
②電気、水道、ガスなどのライフラインが使われていない
③所有者の住所が、空き家の住所とは異なる

と言われています。

特にこの③がやっかいなんです。地方あるある。

潜在空き家

実は他にも「潜在空き家」とか「空き家予備軍」っていう言い方をするものもあります。

息子さんや娘さんがもう県外で定住し、家に残されたお祖母ちゃん・・・のような、その持ち主がいなくなってしまうと空き家になってしまう。

今須坂には800軒の空き家があると言われてますが、

空き家は放っておくと大変なことに・・・

①家も人間と同じ。歳をとる。住んでいないと、どんどん傷む。

②よほど傷んでいる場合はご近所さんに迷惑がかかる

③動物のすみかになる

などなど大変なことは沢山あります。

問題は①が進行して家がどんどんと傷み、手放したくても手放せない状態になってしまうことなんです。その理由として、固定資産税がそんなに高くないので、放置していてもダメージが少ない。

改修するのも、解体するのもお金かかりますし。

だから放置しておいた方がいい・・・

ではダメなんです!昨年度から新たな法律が出来ました。

「管理不全空き家」の登場!

2023年12月に施行された「管理不全空き家」の定義というもの。

これは空き家を放置させないための法律です。

①空き家

②管理不全空き家 ←2023年12月に施行。特定空き家予備軍。

③特定空き家 ←行政が直接介入して取り壊しが出来るほど危険性のある空き家

簡単に定義すると①すぐ人が住める住宅、②は壁や窓の一部が割れたり、雑草が生い茂ったりしている住宅③は倒壊の危険性など外観により景観を損ねているものも対象となります。

ちなみに②の管理不全空き家は全国で少なくとも77,921戸以上が当てはまると言われています。

今までは特定空き家に認定されるまでのハードルが高すぎて、空き家の流通を進めることが出来ませんでした。

ちなみに窓が1か所割れているだけでも対象になる可能性があります。

そして、この法律の最大のポイントは

固定資産税の住宅用地特例(1/6などに減額)は解除されることになります。

つまり!!!固定資産税が最大6倍になります!!!

ざっくり戸建て40坪ぐらいだと4~5万円くらいなので・・・

恐ろしい。

そう、放っておくが勝ち、という空き家にありがちな問題が遂に解決に向けて政府が真剣に動き出したのです。

現在ガイドラインを制定するために動いています

須坂市ではまだこの管理不全空き家の対象になった住宅はありませんが、現在ガイドラインを作っているところです。このガイドラインが出来れば瞬く間に管理不全空き家が出てくることになるはずです。私が知っているだけでもかなりの数の管理不全空き家が思い浮かびます。

ちなみに私の今住んでいる2年空き家だった家も確実に管理不全空き家でした(笑)

というわけで空き家をお持ちの皆さん、須坂市の空き家バンクへ持ち込みしてください!!!

こんなサービスはじめました

そんなに空き家管理出来ないよ!!遠方で空き家まで行けない!!!

という声がパソコンの向こうから聞こえてきそうなので

そのような方に「空き家管理代行サービス」を展開しております。

いくつかのプランを用意しております(もちろん有料ですが)

①外観点検+郵便物処理

②外観点検+郵便物処理+内部点検

③定期巡回プラン/月

④草刈り、雪かき、残置物片付け

その他、簡易的な清掃などオプションも承ります。

もし代行をお願いしたい・・・!

という方がいましたら一度DM頂けると嬉しいです。

このサービスは現状を出来るだけ維持するためのサービスであり解決策ではありません。

あくまでも一時的なものになります、そこからの空き家バンク登録はもちろん相談無料!!

なので、空き家全般のご相談をお願いして頂ければと思います。

あれ・・・仕事の宣伝になってる・・・

では。

のーす

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