須坂市地域おこし協力隊のーすです。
本日は活動の振り返り(毎週報告することが無くてスミマセン)はお休みで、頭の整理も込めて最近のマインド変化について少し書いてみたいと思います。
空き家利用による事務所を諦め、自宅一室を事務所に
前回も書きましたが、いろいろな先輩経営者の話を聞いて事務所を持つにはまだ早いなということで、今回は自宅の物置だった和室を事務所に改造してテレワークスペース件、事務所(本社)として利用しようと考えました。
ここにはいろいろな経緯もありますが、一番は今借りている家の家賃をいくらか経費に出来る事。とある社長ご婦人さんから聞いたご意見で、なるほどと思いました。
協力隊が終われば「給与」は自分の事業所得から出していかないといけませんが、その給与をしっかり稼ぐにはやっぱり時間が必要です。
そんな時に役立つのが自宅兼事務所の電気・水道・ガスなどの家事按分。
その「経費」ってところも今までに無い考えで、だんだんとその意味が理解出来てきました。

小さい仕事を積み重ねると見えてきた世界
私は事業を始めた時にあまり「収益性」にとらわれず、とりあえず得意なことをやってみようと思いはじめました。NOと言わないスタイル。
最初はやはり手っ取り早く「お金が入りそうなこと」から着手し、小さな収入が入って喜びを感じていましたが、段々と「時間」×「お金」×「やりたいこと」のバランスが取れていないことも見えてきました。
具体的に言うと、入ってくるお金が時間と連動していなかったり、お金と時間はいいけど、やりたいことじゃなかったり・・・ということです。
お金だけ入ってきてもやりたいことじゃなければ続かないし、それに対して時間がかかりすぎても良くないし・・・
今は自分の心と相談し、バランスを見て決めています(今後はそんな悠長なことも言ってられないかも)あとは今やっている仕事や、これからやっていきたいこととの親和性も考えながらやっています。
事業・家計 それぞれの考え方
これも最近までごちゃごちゃになっていたのですが・・・
例えば事業に関するお金の話。
1000万円のお金を借りて事業することに対して、ものすごくネガティブなイメージを持っていました。借金無しで自己資金で仕事って出来る方がいいよねと。
もちろん、借りたお金が少ないに越したことはないのですがこのビジネスの世界では決してマイナスでは無いということ。
家計で言えば、車を買ったり家を買ったりすると「借金」や「ローン」となり、どことなく返していくというネガティブに考えられがちですが、事業の場合は「融資」という言葉があるように事業を拡大していくというポジティブな考え方が出来るのかな?と考えるようになりました。
この辺りもお恥ずかしいですが、会社経営半年で見えてきたかなぁと。
リスクはちゃんと考えるべし!
そうです。本質は同じ「借り物」なので、やはり返済のことはしっかりと考えていかないといけません。
これも教えてもらったことですが、直球ド真ん中ではなく、「今やっているものがダメだった場合にどうリカバリーして返済を出来るか?」を考えた方が良いと。
もし数年続けて伸びない事業であれば魅力がないということなので、サッサと別の事業に移行する・・・ということも必要。
今の自分に何が出来るか?その小さな可能性は先ほど言った(私が過去に経験した)NOを言わずにいろいろ少しずつ稼げるかも?と思ったところから飛び込むこと。
1つの軸を持ちながらNOと言わずに多軸でチャレンジする心の余裕を持って経営していきたいですね(今はまだそんな余裕が無い!)
人生は長いようで長くないしやっぱりこの人生の主役なんだから、どんな生き方だって自分の意思を大切にしていきたいです。
会社経営半年で見えて来たもの
はい。
実は今更気が付いて後悔したなーということも沢山ありました。
法人化も少し早かったかなーとか、もっと工夫して事業出来なかっただろうか・・・などなど。
でもこれは自分が事業をやって気が付いたことで、誰かに言われてもきっと気が付かなかったろうなーと思ってます。
今はこの事業をいかに成長させられるか!(一人経営としての限界値まで)そして自分の生活資金を確保して尚且つやりたいこと(会社勤めでは出来なかったこと)をしっかりとやって後悔の無い人生を送りたいと思います。
本当に私の心の中と家の紹介になってしまいました(笑)
のーす建物探訪おわり
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