フェンバーガーハウスでの語らい：今こそ、地域と生活にアートを

こんにちは🍁須坂に来て初めての秋、金木犀の香りでにやにやしている山際です。
今週も学校や美術館で活動をしつつ、今後の起業プランについても検討を進めています✨

そんな中、今回視察に訪れたのは佐久にある「フェンバーガーハウス」（ハンバーガーハウスではありません。）東京のアートシーンで活躍してきた佐久在住のロジャーさんと、地域でだからこそ生まれ得るアートの魅力について語り合いました✨

フェンバーガーハウスは、佐久の別荘地にある個人ミュージアム。オーナーのロジャーさんが展示されるギャラリーに加え、素敵な別宅ではお手製のビーガン料理をいただいたり、鑑賞体験についてロジャーさんご本人と語らうことができます。（予約制）
https://www.tokyoartbeat.com/venues/-/62107AE9

「友達の別荘に遊びに来た」ような温かい雰囲気に包まれながら、地域の中、自然の中でだからこそ開かれるアートの在り方や、人間が芸術を通して探究してきた世界について語らいました。

いわゆる、”芸術文化の中心地”と言われる東京。そんな中、益々進むアートの商業化や、地域に入り込む余白のなさに、東京を離れるアーティストやキュレーター、芸術関係者も増えてきています。

お金を払って、余暇や趣味、ファッションとして消費するアートではなく、生活の中に根付いた、生き方を見つめ直し更新し続ける「術」としてのアート。そんなアートの在り方を思う時、今こそ地域の中に入り込み、静かに風穴を開けていく、しなやかな動きが求められているのではないか。そのことを改めて実感する語らいとなりました。

須坂にも、私たちの世界での在り方を探究する、そんな新しいアートの塾を築ければと、来年度の開設に向けて準備中です✨詳細は乞うご期待…✨

今年度は、美術館や学校、公民館や地域のイベント等にてプログラムをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご参加くださいませ🌱
今週末は、須坂版画美術館で行われる対話鑑賞ワークショップにて、お待ちしております✨