協議会メンバー更新しました@2024.8.13_野澤隊員

施設見学!学校給食センターとエコパーク須坂

ムラタの徒然なる活動報告

須坂市の施設見学に行ってきました。

須坂市学校給食センター

新しい学校給食センターの見学に行ってきました。

新しくて素敵な建物です。実は何回もこの建物の前を車で走っていましたが、給食センターということは知らず工場だと思ってました。ということで始めて施設内に新しくできた給食センターで見学スタートです。

まずは、施設の外を見学します。米庫の方へ歩き、外からガラス越しに洗米→炊飯を見ました。

お米は「風さやか」で須坂市産のお米を使っています。今日は【かみかみすざかっ子の日】でお米に発芽玄米を加えてました。学校ごとに計量をしてました。そして新米ということでとても美味しそうでした。給食のお米が新米ということは学校の生徒に伝わっているみたいですが、生徒の中には新米という情報を聞く前に食べた時に味で新米ってわかるみたいです。

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次は施設の中に入りました。

給食を作る過程を見学できるように建物が2階建てになってます。大きいガラス張りの通路で、下には鍋の調理が見れます。ここでは、切った野菜を運んだり大鍋で調理などしてました。この鍋いったいいくらだろうと思ってしまいました。

この煮炊き調理室の奥側が揚物焼物調理室です。ここで施設の説明を一通り受けてから、会議室に移動しました。会議室では「須坂市学校給食センター」のDVDを見ました。

ではここでクイズです。

Q1 調理師さんたちは調理室に入る前に、手をよく洗い、つめブラシで爪の先もあらって、その後に何をする?

A し□うど□

Q2 きれいにあらった野菜などを、ほかのものにふれないように調理室にはこぶために、何を通す?

A □□スルーカ□□□□

Q3 しるものやいためものを作る蒸気回転釜は1つで何人分のしるものが作れる?

A □□□□人分

Q4 給食をトラックにつめこむときに、ゴミやほこりが入らないよう、たてものとトラックがつながっているしくみはなんていう?

A ド□□シ□□ター

Q5 その土地で育った野菜や肉などをその土地で食べることをなんていうのかな?

A ち□□ち□□う

といった問題があります。小さな子どもでも読めるように極力漢字の使用は避けてところどころヒントが散りばめられてます。問題の答えが知りたい人は自分で調べてください。

須坂市学校給食センターは、施設の運営を外部民間起業に委託しています。

須坂市と株式会社須坂スクールランチサービスは官民協働形態にあります。市内の小中支援学校の16校に給食を届けています。須坂の子どもたちの健康を食を通じて支えていると思うと胸が熱くなります。ちなみに私も畑で野菜を作っているので、食育には大変興味があります。また、こんなキレイな施設で働けて羨ましいとも思いました。     

【施設概要】

運営:株式会社須坂スクールランチサービス   施設名:須坂市学校給食センター

2020年12月竣工、2021年4月〜供用開始

延床面積:3,051.64m2  建物構造:鉄骨2階建て

調理能力:4,500食/日  アレルギー対応食:60食/日  調理方法:ドライシステム  献立数:1献立

エコパーク須坂

こちらも最近できたごみ処理の最終処分場である「エコパーク須坂」に行ってきました。

こちらは想像していたよりずっと小さくコンパクトな建物でびっくりしました。それも当然でここはごみ処理施設などではなく焼却して残ったゴミの埋め立ての場所になるので、建物の規模はそこまで大きくする必要もなく、むしろ施設自体は敷地面積がとても広かったです。この施設の後ろには大きな穴が空いていて、そこに長野市と千曲市の焼却施設からでた燃え残ったカスを埋めます。

では、エコパーク須坂で見学したことを書きたいと思います。

エコパーク須坂で埋めている物は、①溶融スラグ ②飛灰処理物 ③溶融不適物 の3つです。

①溶融スラグとは、可燃ゴミの中に稀に金属片が混ざってたりするので燃えきらないゴミがでます。それを固めたのが溶融スラグです。溶融スラグは使い道が色々あって、主に骨材として使われます。例えばコンクリートやアスファルトの原料にしたりするみたいです。   

②飛灰処理物とは、ゴミが燃えきったあとに残った灰です。

③溶融不適物とは、①と②以外の燃えカスです。

次は埋立地の説明をします。埋立地に降った雨が埋立物(①〜③)の中に染み込んで出た水が埋立地外に漏れ出ること無く、安全に浸出水処理施設に送れるしくみになっています。ここで凄いのはこの埋立地に敷かれている遮水シートです。シートは6層になっており、一番上が遮光性保護マットで緑色をしています。その下が上層遮水シートです。黒くてゴムみたいな感じです。その下が中層保護マットでスポンジみたいな感じです。その下には今度は下層遮水シートがあります。最後に下層保護マットがあります。この6枚を重ねて地下に埋立地に溜まった雨水が地下土壌に漏れるのを防ぎます。

埋立地からでる浸出水は、この建物の地下にある浸出水処理施設のしくみについて説明します。浸出水をキレイにするため何槽にもわかれており、撹拌、凝集、ph調整、濾過といった感じに分かれてます。詳しく知りたい方はエコパーク須坂へ見学してください。

私がこのエコパーク須坂で素晴らしいと思ったことは、この施設を囲むように植林をしていることです。15年後の最終処分場として役目を終えた時に、自然と共存できるように考えてるところでした。まだまだ先のことですが、将来この場所がどうなるのか期待しています。    

【施設概要】                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

設置者:長野県広域連合 環境推進課   施設名:エコパーク須坂

埋立開始:2021年2月  敷地面積:10.6ha  施設の種類:一般廃棄物最終処分場(オープン型)

埋立工法:セル方式  処理水放流先:公共下水道  防災調整池容量:5400㎥ 

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