最近の山際は、2024年度に向けて「リベラルアーツ」プログラムを企画しています🔥✨
リベラルアーツって?
「リベラルアーツ」は、学びの形態の一つ。様々な分野を領域横断的に学ぶことで、広い視野で物事を考え、自ら課題を見つけ出し、「知識」を実践的な「知恵」として応用していく力を磨くことができます。
元々は、哲学の都・古代ギリシアで生まれ、言語系(文法・論理・修辞)と数学系(算術・幾何・天文・音楽)で構成される「セブンリベラルアーツ」=人間を自由にするための7つの学問に発展しました。現在では、アメリカを中心に、リベラルアーツカレッジとして、人文科学から社会科学、自然科学等、ほぼ全ての学問領域を総合的に学ぶことで、多様な人材を育てる大学に発展しています。
わたし山際は、高校卒業後、単身渡米し、リベラルアーツカレッジに入学。人文科学を中心に、様々な学問に触れる中で、アートと哲学・生態学等を掛け合わせた思考スタイルが醸成されてしまい、結果「一見なにしてるのかよくわかんない人」と称されることの多い今に至る、、、という訳でした。
「だからいわゆる”アート”と違ったんだね!!!」(山際の心の中にいる読者の皆さん)
そしてなぜ今、須坂でリベラルアーツ?
上記のニュアンスを伝えることって、ちょっぴり難しい。一言で伝えづらいがために、長野に来て以来、「学芸員なの?」「歌手なの?」「絵を描くの?」と(どれも正しいのですが…)様々な歯がゆいコミュニケーションを産んでしまうこともしばしばだったかもしれません。
先日の「Deep Time Walk」等の実践を通して、なんとなく「アート×エコロジー」や、「アートを通した学び」というイメージが伝わりやすくなってきているのかなと感じております。
アートは美術館の中だけにあるものではなく、探究の「ヒント」になったり、地球に生きることを考える「場」になったりするもの。VUCA(不確実性)の時代だからこそ、そして気候変動や紛争など、様々な課題と日常の結び付け方が不明瞭な現代だからこそ、アート、特にリベラルアーツによる、「探究」と「表現」の場が益々必要になっていると実感します。
そんなことを考えながら、次年度の連続プログラムを検討する中で、リベラルアーツを土台とした探究と表現のアートプロジェクトを実践する時は今や〜と実感しました。
画一的な価値観に問いを投げかけ、自分の体と心で感じ、考え、表現する場を共創する場を。そして、地球での人間の在り方を探究する場を、ここ須坂の地で始めたいと考えています。
こう、ごきたい…!
さて、「じゃあ具体的にどんなことするのさ!」というのは、次回のブログでのお楽しみ…✨「なんだか須坂でえらいこっちゃなことが始まるらしいよ」と、Spread the words bro‼︎🔥✨
↑作成中のコアバリュー(核となる価値)マップ:詳しくは次回のブログにて↑
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