HPレイアウト変更しました@2023.8.3_野澤隊員

子育て世帯の移住希望者に届けたい。子供たちが地域と土に触れる「農業小学校」に参加してきました!

子供農業 THE NORTH DIARY~須坂暮らし日記~

須坂市地域おこし協力隊のーすです。

先日、須坂市に豊丘地区で行われた

長野県農業小学校 豊丘校に参加してきました!

イベントの目的は子供達が農業を通して地域と関係を持つこと

子供たちは地域(豊丘)の農家さんと触れ合い、土に触れ、野菜に触れ、自然の豊かさを知り、ベテラン農家さんなど年上の人達の知識・経験の凄さを知り、この地域が好きだ!が最終ゴールだと思っています。

今回初めてイベントに出たけど、このイベントは本当に続けて欲しい、そう思えるイベントでした。

野菜ってどうやって育つのか?なぜスーパーに並ぶのか?

これを実践し知ることが出来るのが、農業小学校。

子供がクワを持ち、耕し(軽くだけど)、種を植える。

そしてその種がどうなるのか?

実際のところ、それを知ったのは最近で、スーパーに並ぶまでの流通や品質管理など社会人になって学んだことが多い。

ほうれん草とか大根とか野菜はだいたい夏に採れるものだと思っていた。恥ずかしい・・・。

それを知っているからどう?って話だけど、私は子供の頃学びたかった・・・そんなイベントがあればもっと積極的に行きたかった。

長野に来て大人になって家庭菜園をして、野菜も土も水のことも何も知らないことが本当に残念でならなかった。

そして、自分で野菜が育てられて食べた野菜がうまいことうまいこと。

こんな体験を子供の頃から出来るなんて、本当に羨ましい環境だ。

松山千春の「大空と大地の中で」が私の中でエンドレスリピートされていたのは、子供達も気が付かなかっただろう。

学びは大人も。子供と一緒に野菜を育てよう!そして美味しく食べるのが絶対条件!

野菜を育てることがゴールではない。野菜をどう料理して食べるか?どんな味がしてどんな栄養があるのか?「旬」を学び、他の旬の食材と組み合わせる。そうやって季節の料理は出来ているのだ。

この農業小学校ではその「農家メシ」までおやつとして頂けるのだ。

そのおやつを作るのは農家の母ちゃん(お姉様)たちだ。

昔は当たり前だった発酵の技術(みそ造り)も体験できるし、そういった経験は今では機会を作らないと覚えることも出来ないだろう。

そんなことも学べるのが農業小学校だ。

すごいぜ、農業小学校。川平慈英の声が聞こえてきそうだ。

NZと共にキッチンで赤飯づくり。このお米も去年子供たちが作ったお米なのだ!

課題は高齢化・・・

私のブログをよく読んでくれる人にはおきまりのパターンでおわかりかと思うが、ボチボチ課題をブっ込もうではないか。

そう、やっぱり農家先生の高齢化問題

この学びを得たくて今回も30人定員で60人の子供の応募があったそうだ。

学ばせたいもん。わかります。

でも農家先生もたくさんの子供を見れるわけではありません。

パッと見ただけで平均年齢は70代ではないだろうかと思われる。

20年近くほぼ同じスタッフで続けているというこのイベント。

やはりここでも、存続の危機に立たされているのだ。

いつものごとく。自分に何が出来る?か。

正直自分は農家ではないし、教えられることも無いのだ・・・。

無力。

というわけでキッチンに立っているのーすなんです。

人に頼るしかないということはやっぱり移住したって変わらないんだよなぁ。

結局は人と人とのつながりで出来た社会なもんで、人の資源だって有限なんですよね。餅屋は餅屋。僕も君も、気になるあの子も餅屋なんです。

このイベントは本当にずっと続いてほしいし、無くなってほしくない。

そんな想いはありながらも何もできないながらに自分に今は遠くから眺めて「農業小学校」というイベントのすばらしさを伝えていくしかないのかもしれませんね。

・・・

そう。

いつもこのパターンですねw

最後には己の無力さを知るという。

遠山の金さんとか、水戸黄門、暴れん坊将軍同様、同じパターンを繰り返すことで視聴者の期待を裏切らない。

それがのーすブログ。

松平健の刀の「カチッ」ってやつめっちゃ好きだったなぁ・・・

のーす

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