協議会メンバー更新しました@2024.8.13_野澤隊員

 上田女子短期大学・附属幼稚園『やまんばの森づくりプロジェクト』 に参加させて頂きました!

野澤の煌めき高原生活

「やまんばの森づくりプロジェクト」ってなんだ!?

上田女子短期大学及び附属幼稚園では、これまでも「裏山(唐臼山)」を活かした自然保育・保育者養成に取り組んできました。 

現在は附属幼稚園の園児や短大の学生が活動しているエリアが集中することで、踏圧等による樹木への負荷が生じている一方、自然の中で園児や学生が人や自然とつながりを持ちながら、遊び学ぶための教育環境の充実化が求められています。そこで、「裏山(唐臼山)」の整備、再生が要請されている状況でした。 

SDGs時代を迎える中で、特色ある歴史・文化や地域の精神性を有する「裏山(唐臼山)」の特性を活かして、世代を越えて地域の多様な人々が集い、遊び、学び、癒され、恵みを活かす現代的な「里山」として次世代に継承していくために、大学・幼稚園、子ども、学生、保護者、地域社会等が協働して「やまんばの森づくり」を行っています。 

「やまんば」という名称の由来

「裏山(唐臼山)」の山頂は、下之郷新田の開拓記念として植樹された「ヤマンバの木」、避雷・雨乞 いの祠、名社であった「二木社」を擁することから、古くから青年団により維持・継承され、地域住民の「聖なる山」(精神的拠り所)となっていました。

やまぼうし自然学校とは?

この活動で道具や資材の手配、整備活動・安全研修等の始動を行っていただいているのはNPO法人「やまぼうし自然学校」の皆さんです。

やまぼうし自然学校は、長野県の菅平高原に本部をおき、人と森とをつなげる活動をしています。

生活と森との密接なつながりは、いまや人類共通の認識といっても過言ではありません。
燃料としての枝葉や薪、山菜やきのこなど恵みをもたらす森(里山)は、人の声も溢れるにぎやかな場所。
世の中が便利になるにつれ、すぐ近くにある森は、遠い存在となりつつあります。

人が関わることで豊かになる里山と人の暮らし・・・今も昔もこれからも変わらないつながりです。
森が遠い存在となりつつある今こそ、意識的に森とかかわる時間を増やしたい。
継続的に森とかかわる「きっかけ」を作りたい。

20年間の活動で、やまぼうし自然学校はたくさんの仲間に恵まれました。
仲間こそ、森をにぎやかにする原動力。
森とかかわるきっかけづくりをお手伝いします。

引用:やまぼうし自然学校>やまぼうし自然学校とは

この活動を通じて学びたいこと

今後、森林事業を行う中で、「森林教育」という分野での取り組みも行っていきたいと思っています。その前に「自然の中で、園児や学生が人や自然とつながりを持ちながら、遊び学ぶための教育環境をどのように整えていくか。」という課題もある中で、先進的に取り組んでいる地域と交流することで、今後の自分の活動にもフィードバック出来るのではないか。と思い、ご縁を頂きましたので参加させて頂きました。

午前の部、子供達の秘密基地作り開始!

事前の下見の中で、以前に子供達の中で「秘密基地を作りたい!」という話があったことから、この日の活動は「子供達の秘密基地を作るための整備」に決まりました。

「はじめの会」で今日の流れを説明

この日は80人を超える参加者が予定されていましたが、前日の雪の関係で来れなくなった方もいたので、結果的に60人ほどになりましたが、それでも沢山の人が来てくれました。

この日は①森の作業、②森遊び、③焚き火、④裏山案内の4つのグループに分かれて活動を行います。

自分は①のサポートとしてご一緒させていただくことになりました。

はじめの会
はじめの会

ヘルメットなどの保護具を付けて準備万端!

安全のため、参加者の皆さんにはヘルメットを装着して頂きます。

「ヘルメット被るんですか!?」と驚いていたお母様方も、ヘルメット装着してノコギリ持ったらやる気モードに突入です!

ここで気づいたこと。「森の作業」を希望する人、想定よりもかなり多い!(嬉しい!)

保護具装着!
保護具装着!

木の切り方を教わる

ここに集まった皆さんは普段、木を切ったことが無い人がほとんど。

ノコギリや剪定鋏の使い方のレクチャーを受けて作業開始です。

初めはどの木を切ったら良いか分からなかったお父さん、お母さんも「子供達が遊ぶ時にどのような木を切ったら遊びやすくなるか」という視点に切り替えたら一気に作業スピードが上がりました。

整備前(小枝が沢山)

作業後に同じ場所から撮影した写真です。

よく見ると小さな立木や小枝が無くなっている事が分かります。

整備後(小枝が無くなった)

昼食は美味しい豚汁!

昼食は「やまぼうし」さんが豚汁を作ってくれました!

寒い日に暖かい豚汁はありがたいです!これで午後も頑張れます!

美味しい豚汁
美味しい豚汁

午後の部「カブトムシの寝床」作り!

午前中の「秘密基地」作りが早めに完了したので、午後は枯れ木や倒木を使った「カブトムシの寝床」作りを行うことになりました。

やまぼうしさんが枯れ木をチェーンソーで切り、それをみんなで運んで積み上げていきます。

倒木は既に腐っているものが多々ありましたが、その中から比較的新しいものを選んで積み上げていました。

ここで時間になったので今回の作業はここまでとなりました。

続きは次回!!

集めた枯れ木と倒木
集めた枯れ木と倒木

「共通の目的」を持つことの大切さを学ぶ

みんなで何かを行う時、共通の目的があることで、それに向かって一致団結出来るということを改めて学びました。

今回で言うと「子供達の遊び場を作る」という目的がありました。

そこでお父さんお母さんは子供達のために、子供達は自分たちのために木を切り、枝を集めながら世代を超えて一致団結することが出来ていました。

これは今後の自分の活動においても大変参考になるものでした。

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