地域おこし協力隊の北です!
「CS」という言葉をご存じでしょうか?
チャイスパイスではありません。
カスタマー・サティスファクション(顧客満足度)のことです。
我々OBが運営するキャンプ場を野澤隊員がCS向上プロジェクトとして実施したので紹介します。
薪の品質を向上したい
今回、野澤(NZ)のーすの両名が着目したのは「薪」です。
薪が保管状態で濡れてしまっていたため、水分量が多くあまり良い燃え方をしない事に気が付き(火の粉が跳ねたり、火がつきにくかったり、煙が出たり)薪棚を新たに設置し、薪を乾燥させたいと考えました!!
私のーすが図面を書き木材を調達に行きました!ここから怒涛の半日で薪棚を作ります(笑)

スーパーせっかちなのーすなので、待てません。塗装なんて後でやります。どうせ来年また色塗るし、とにかく思いついたうちに行動する!早ければ早いほどやり直しがきくんです。
という魔法の言葉を野澤隊員に刷り込みコメリへ走りました(単純に時間があまり無かったという説もあります)

事件発生
図面で考えた部品を購入し、岐路につき、NORTH LABOにて加工・組立を開始!
そして日が暮れるころにキャンプ場へ薪棚の材料を運び、車のヘッドライトで組み立てをしました(明日まで待てないせっかち(笑))

ここで何か足りないことに気が付きます。なんと買うはずの屋根の材料(ポリカの波板)が無い。なんと野澤隊員がホームセンターの通路に買わずにおいてきてしまったのだ!笑
そんな天然な面もある野澤隊員ですが、ことキャンプ場のこととなると熱くなります。
自分の強い拘りで「木製の温かみのある棚を作りたい!」そして「自分で作ってみたい!」そんな思いをぶつけてくれました。のーす自身もこだわりが強いためそのようなこだわりは大歓迎です。「えー」とか思うときもあるけど(笑)でも熱い思いに動かされないことってないのかなと思っています。
2人で夢中になって真っ暗な中、冬の土のにおいを嗅ぎながらとにかく作業しました。
子供のころ、17時のチャイムで帰ってこいと言われていたのに友達と遊ぶのに夢中すぎて時間が過ぎてしまったときを思い出しました。当時、母が怖すぎて耳を熱くしてチャリを立ち漕ぎで帰った日々を思い出しました。
そんなこんなの珍DIYで終了し、仕上げは野澤隊員が一人で行いました!!
薪棚完成

おぉ。
おぉ。
なかなかいいぜ!なかなかいいぜ!!!
お茶の間ーお茶の間ぁぁぁあぁ!!(XJAPAN Toshiの煽り風)
・・・
天井はポリカをかけずに一旦ブルーシートでいきます(雪の様子をみて補強を入れながらポリカへ変更も検討します)
今回野澤隊員の熱意は裏を返せば自分の拘りと楽しむことが直結したのではないでしょうか。
「僕は早くこの薪を何とかして、顧客満足度を上げたいんです!」というその横顔には、キャンプ場を好きになってほしいという真っすぐな愛が込められているように見えました。
これからもNZのCS向上プロジェクトは続く。
お茶の間の皆さん、これからもお楽しみに!
NZより愛をこめて
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