初めて須坂に来る方(若者)をガイドしてきました。
さて、この時期の須坂はどこを案内すれば良いのか、、、私は悩みました。
今回須坂市を紹介する彼(A君)は、関東圏に在住でいい感じの田舎に移住希望者であるらしく、77ある長野県の市町村で須坂市も候補だということだったので、色々熟考した結果、市内の観光名所だけでなく商業施設をメインに若者に響きそうなお勧めのスポットを案内してきました。
今日の須坂ガイドは駅前集合で歩いて行ける場所です。時間は13時〜16時の3時間でした。徒歩です。
では、私が案内した須坂のスポットを紹介します。
①シルキー
須坂駅で待ち合わせをしたので、最初に行くところは決まってました。が、正直にいうと駅前のイオン(イオン須坂店)か本屋(まなび道)かシルキーで悩みました。ですが、観光協会があるのでシルキーしました。
「シルキー」とは須坂駅に直結してるビルです。ビルの中は1階にbotaが、2階には観光協会と市役所(商業観光課と産業連携開発課)とGoolightがあります。とりあえず須坂市を案内するときは観光協会に行けば大丈夫です。職員さんから説明を受けて、行きたいところも具体的に決まりました。因みに、今回は歩くことにしましたが、レンタサイクルをすることができます。
②ツルヤ須坂西店
なぜこちらを案内したかというと、事前に今回のガイドで行ってみたい希望先を聞いたところスーパーマーケットと聞いていたのでツルヤ須坂西店しかないなと思ったからです。
須坂のツルヤの特徴として、店舗は2階建てで1階(地下)が駐車場で雨が降っても大丈夫!そして八十二銀行のATMもあります。2階は販売エリアになっており、1階からの階段を上がったところにペットボトル回収のカゴがあります。そして、この2階の広い敷地には様々な商品が並んでます。ツルヤオリジナルの商品も魅力的ですが、外国のお菓子や商品も沢山あるのでオススメしておきました。
③玉井のガソリンスタンド
須坂に住むならこのガソリンスタンドは知らないと大変です。なぜなら長野県はガソリンが高いからです。ですが、この玉井ガソリンスタンドなら他のガソリンスタンドよりも10円くらい安いです。
そして、このガソリンスタンドの利点はもう一つあります。お会計がカードでできることです。須坂には他に安いガソリンスタンドがありますが、現金じゃないと少し高くなります。なので、カード決済できる玉井のガソリンスタンドがオススメと言うわけです。
今回は塩川の店舗を紹介しましたが、村山にも玉井のガソリンスタンドがあるので長野市に出る時にも立ち寄れるのでいいですね。
④Fit.exe24(24時間ジム)
須坂に唯一ある24時間ジムです。須坂市のジムは駅前に「ながでんスイミングスクール」と「カーブス」と「ジェミナイフィットネス」がありますが、本格的なトレーニングができるジム、24時間空いてるジムがありませんでした。
この「Fit.exe24」は今年の2月ぐらいにOPENしたのでまだまだキレイな施設です。それと会費が安いです。自分の好きなタイミングで行けるので、私はほとんど毎日通っています。
なので、今回の須坂ガイドでは外せない目玉の施設でした。もちろん事前にジムのスタッフさんとは話してあります。
⑤河東線記念公園
ジムに行って同じ道を戻る途中に面白い公園があったので紹介をしました。
「河東線記念公園」は廃線になった河東線の看板が立っています。説明では須坂駅と屋代駅の間を電車が走っていたそうだ。2012年3月31日に廃線になったので意外と最近だということがわかりました。
この公園には線路が残っており、まるで線路の中にいるような風景を撮影することができます。冬にはイルミネーションがあるので夜景もきれいですね。
⑥須坂警察署横町中央交番
今のところ須坂市で1つだけの交番です。井上地区にも新しく交番を作ってるみたいですね。横町の交差点は歩行者に優しく、押し信号機なのでボタンを押さない限り永遠に信号は青になりません。須坂に観光で初めてきた人は困惑する箇所でもあります。
調べても建物の情報が出てきませんでしたが、私が聞いた話だと交番の建物自体は新しく景観に同化するように蔵(古民家)を意識した外見にしたそらしいです。
⑦須坂クラシック美術館
須坂市の美術館であり、古民家を利活用した建物である「須坂クラシック美術館」。
「クラ美」というのは良く聞く名前ですね。
詳細(HPから引用)
「明治から昭和にかけて生糸の町として栄えた須坂。蔵の町並みが残る旧市街の玄関口にあたる場所に建つこの屋敷は、明治初期に牧 新七(まき しんしち)によって建てられ、現在は須坂市有形文化財に指定されています。
牧家は、江戸時代から須坂藩御用達の呉服商で、明治時代に仲間とともに須坂銀行を創設。山一製糸を興し、製糸業の発展とともに事業を広げ、殖産興業や地方自治に大きな功績を残しました。
明治40年に山一製糸の工場が火災になり、大正に入って屋敷は越 寿三郎(こし じゅさぶろう)が息子・栄蔵の住居として譲り受けました。寿三郎は、製糸業はもとより、銀行、電気事業、化学工業などを起業し、全国的にその名を知られました。
昭和8年には、酒造業を営む本藤家が譲り受けました。当主・本藤恒松(ほんどう つねまつ)は政治を志し、県会議員、衆議院議員を務め、酒造業界にも貢献しました。
いわばこの屋敷は、明治・大正・昭和の三時代にわたり、政・財界から多くの人が訪れた須坂の歴史を秘めたサロンといえます。
この屋敷は、平成7年8月、日本画家の岡信孝画伯からの寄贈を受けた古民芸コレクションを収蔵する「‐岡信孝コレクション-須坂クラシック美術館」として開館しました。館名の“クラシック”には、“蔵”の町と古き美しき“もの”への想いが込められています。」
⑧蔵のまち観光交流センター
ここも須坂を観光する上で観光情報を入手するのに欠かせない場所です。
もともとは3階建てのまゆ蔵でしたが、1階を観光案内とお土産物販エリアに、2階を会議室(ホール)として貸出をしています。
現在1階では期間限定で「コーンポタージュ」300円もやってるのでこの寒い時期には最高です。ちなみにこちらでもレンタサイクルできます。
⑨笠鉾会館ドリームホール
この日に初めて館長さんに挨拶することができました。オススメのポイントとして、
①冬でも温かい
②階段が多いので運動になる
③須坂市の歴史の勉強もできる
などなど
以下の人は観覧料無料
■高校生以下または18歳未満の方
■障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示いただいた方と介護者の方1名
■須坂市内在住の70歳以上の方
■須坂市動物園の年間パスポートをご提示いただいた方
⑩旧小田切家住宅
この場所も須坂をガイドする際には外せない建物です。
旧小田切家住宅は、大笹街道と谷街道が交差する町の中心地に居を構え、麹(こうじ)、酒造、油、蚕糸、呉服商などを営む豪商として、幕末まで町年寄りや須坂藩の御用達を勤めていました。明治3年(1870)の須坂騒動の際に多くの建物が打ちこわしにあったと伝えられ、現存する建物のほとんどは明治時代に小田切辰之助が再建したものです。
製糸業で栄えた須坂の歴史と、当時の人々の暮らしを現代に伝える重要な遺産として「長野県宝」に指定されています。
入館料300円で中に入れますが、カフェスペースは入館料を払わずに入れます。会議室もあったりします。
新しい発見がありました。それは庭の方に行って見ましたが素晴らしい木があったので写真をUPしておきます。梅の大木に別の2種類の木が生えてます。
⑪やまじゅう
須坂市のチャレンジショップの「やまじゅう」にいきました。
飲食側のテナントではイベントをやっていたので物販テナントにいる「やまじゅう」のスタッフさんに話を聞きにいきました。
⑫奥田神社
秋くらいに前を通った時に紅葉が綺麗だったので、もちろん葉っぱは全て落ちてますが須坂市の歴史を語る上でここ以上に適当な場所も無いんじゃないでしょうか。
奥田神社には須坂陣屋がありました。ニュアンス的にはこの場所には須坂のお城があったということですね。
このお城のお殿様は奥田という姓でしたが堀に名前を変え須坂藩1万石を治めてきました。このお殿様は有名じゃないでしょうか?
他にも下の写真の「奥田神社」という文字を書いたのが64代目の「内閣総理大臣 田中角栄」が書いていることで有名です。そして桜が有名です。また、紅葉もキレイでした。
⑬中央公民館(中公亭)
私の須坂市で一番のオススメガイドスポットである中公亭です。中央公民館の三溝先生(館長)に会いに行きました。Aくんは三溝先生と色々な話をすることができて良かったと思います。
ここではいつも人生について相談することができます。
⑯ゲストハウス蔵
本日案内したAくんが中野市のゲストハウスでスタッフをしているとのことなので、「ゲストハウス蔵」を紹介しました。
「ゲストハウス蔵」はOPENして今年で10年がたちました。
タイミング悪く、ゲストハウスの中にはオーナーさんとスタッフの方はおらず、ゲストさんがラウンジでパソコン仕事をしていました。
長居するのも悪いのでラウンジとカフェスペースをちょっと見学して帰りました。
終わりに
須坂の案内は以上です。
オススメを無事に紹介することができたんじゃないかなと思います。
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