こんにちは。須坂市地域おこし協力隊の古畑陽平です。
10月4日(土)・5日(日)の2日間、須坂市のカネ十農園さんと一緒に、姉妹都市である神奈川県三浦市で開催された「みうら夜市」に参加してきました。
今回は、りんごとぶどうの販売をお手伝いしながら感じたことをお伝えします。
須坂市と三浦市は“姉妹都市”
須坂市と三浦市は、1974年(昭和49年)に姉妹都市の提携を結び、これまで相互交流や視察などを通じて関係を深めてきました。
三浦市は神奈川県三浦半島の最南端に位置し、海に囲まれたまちです。
海をのぞくと魚が泳いでいて、須坂市の山々に囲まれた環境とはまた違う自然の魅力を感じることができました。
須坂の「りんご」や「ぶどう」、そして三浦の「スイカ」「ダイコン」「マグロ」。
それぞれの土地の恵みがまちを象徴していますし、環境は異なりますが、どちらのまちにも“人とのつながりを大切にし、自然と共に生きる”空気が流れているように感じました。
初めて訪れたのに、どこか懐かしさを覚えるような温かい場所でした。

みうら夜市とは?
「みうら夜市」は、神奈川県三浦市の三崎下町商店街で開催される人気イベントで、毎年多くの人でにぎわいます。
海沿いのまちならではの雰囲気と、提灯の灯りがともる夜市の景色がとても印象的でした。
地元の方だけでなく観光客も多く、家族連れやカップル、学生など幅広い世代が集まり、温かくも活気ある空間が広がっていました。
余談ですが、地域の方によると、この三崎下町商店街は「AmazonのCM(https://youtu.be/y7hYAhFPR5U?si=s_1UU5MWZDp6Av7S)」にも登場した場所とのことです。

出店の様子と三浦市の人たち
当日はカネ十農園さんのりんごとぶどうを販売しました。
「長野から来たんですか?」「須坂行ったことあります!」と多くの方が声をかけてくださり、
中には「交換交流で須坂に行ったことがある」というお子さんもいました。

1日目に購入してくださった方が「美味しかったからまた買いに来ました!」と翌日も訪れてくださり、とても嬉しかったです。
りんごもぶどうも大好評で、地元・須坂の果物を通して会話が広がっていく時間は、まさに“地域をつなぐ瞬間”でした。
改めて、須坂の農家さんのすごさを実感しましたし、
「生産者と消費者が直接会って話せる機会」は本当に大切だと感じました。

三浦市で感じた“つながり”
今回の2日間を通して特に印象に残ったのは、三浦の人たちの横のつながりと温かさです。
初日にぶどうを購入された方が、実は早朝から営業されている飲食店の方で、2日目の朝に私も朝ごはんを食べにたまたま伺いました。
「すごく美味しかったから」と、その方がぶどうを知り合いの方々にも差し入れしてくださっていて、
その後、偶然その差し入れを受け取った方々とたくさん出会うこととなりました。

「このぶどう、本当に美味しかった!」と声をかけていただき、
1つのぶどうをきっかけに、三浦の方々との素敵なご縁が広がっていきました。
偶然なのか、必然なのか。
不思議な巡り合わせでしたが、また三浦市に行くのが楽しみになりました。
「山のまち」と「海のまち」という違いを越えて、
改めてこうした姉妹都市の関係が“名ばかりではなく”、
お互いの魅力を引き出し合える関係だと感じました。
おわりに
今回の出店を通して、たくさんの出会いと学びがありました。
カネ十農園さんをはじめ、声をかけてくださった方々、そして温かく迎えてくださった三浦市の皆さんに心から感謝しています。
11月には「三浦市民まつり」にも参加予定です。
また三浦市の皆さんにお会いできるのを、今から楽しみにしています。
これからもコーヒーを通して、須坂市の魅力を発信し、
地域と地域をつなぐきっかけをつくっていけたらと思います。
▶︎ Instagram(個人)@coffee_suzaka


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