6月15日(日)に岩手県紫波町のオガールで開催された国産生ハムフェスティバルVol.9。
一昨年の札幌、昨年の軽井沢に続き、3回目の参加でした。
今回は自身で3回目となる国産生ハムフェス参加レポートをお伝えします。
生産者サミット
フェス前日は正会員と準会員が集まり、サミットが開催されました。
会場となるオガールがあるのは岩手県紫波町です。
紫波町では「オガープロジェクト」という取り組みを行っており、人口増加に繋がっているとのことで、どんなまちづくりかとても興味がありました。
オガールプロジェクト
紫波町は公民連携(PPP)の手法を全国に先駆け導入し、公民連携によるまちづくりが全国的に注目を集めている。
JR紫波中央駅前の町有地10.7ヘクタールを中心とした都市整備を図るため、町民や民間企業の意見をもとに、2009年(平成21年)3月に紫波町公民連携基本計画を策定。この基本計画に基づき、2009年度(平成21年度)から紫波中央駅前都市整備事業(オガールプロジェクト)が開始した。オガールプロジェクトが全国から注目を集め、地価の上昇や人口の社会増などの影響が出ている。
引用:wikipedia>紫波町

サミットでは協会の連絡事項や今後の展開など、国産生ハムの取り組みがどんどん広がっていることを実感しました。
そして準会員の進捗状況の報告…ということで、毎年恒例で今回3回目となりましたが準会員の私も皆さんの前で進捗をお話しさせて頂きました。
いよいよ生ハム工房として稼働を始めたことをお伝えし、この秋から販売が始まることもお話しさせて頂きました。
20工房食味アンケート
サミットの後は明日、生ハムフェスティバルに出展する20工房の食べ比べ&アンケートが行われました。
そして、今回はついに私の作った生ハムを生産者の皆さんに食味して頂く初の機会となりました。
生産者の皆さんが見ている前でカットするのは今まで以上に緊張しました。

私の生ハムを試食していただいた結果、生産者の方から「美味しい」という感想を頂いたりして、とても嬉しい限りでした。
でもまだここで満足してはいけなくて、満足してしまうということは成長が止まってしまうということなので、今年仕込んでいるものは更に美味しく出来るように頑張って仕込んでいきます。
でも、これまで「本当のところ、美味しいのだろうか?」という疑念があったこともありましたが、今回の食味でその不安は吹き飛びました。
これからは自信を持って生ハム提供をしていきたいと思います!
ディナー&懇親会
食味アンケート後は、この日のメイン?イベントであるディナー&懇親会です。
昨年、アルコールを飲みすぎて早々に脱落した反省を活かして、セーブしながら無事に意識を保ちながら皆さんと交流させて頂きました。

そして懇親会の締め!といえば、地域によって個性が出る場面ですが、ここでは「岩手山のように大きく構えてからの一本締め!」ということで構えているシーンなのですが。
「なるほど!」と感心していながら地元の方に聞くと「今この時のオリジナルだよ笑」と聞いて笑い。
今回のサミット&フェスティバルの実行委員長の府金さん、流石です!
国産生ハムフェスティバル Vol.9
会場は「オガールイン」ラウンジでした。
フェスティバル当日はよく晴れた青空で汗が出るほど暑い日となりました。「夏」って感じで良い写真が撮れました!
同日、オガールではマルシェが開催されており、生ハムフェスティバルはその一部で会場全体で見るとたくさんの出店者がいてお客さんも沢山いて凄く賑やかで良い雰囲気でした。

野澤も初参加!!

3年目にして初の生ハムカットを行うことが出来ました。
信州太郎ぽーくを峰の原高原で18ヶ月熟成した生ハムを提供させて頂きました。
この日のために東京の池袋や愛知県の名古屋、須坂でも生ハムカットを経験してきた自分。
本番当日も緊張感は無く、むしろ楽しさの方が勝り、ワクワクしていました。
そして今回は初参加ということでサポートとして今年から国産生ハム協会の準会員となった「株式会社Fant」代表の高野さんに手伝って頂きました。
準備から片付けまでドタバタしていて調べれませんでしたが、高野さんのことをネットで調べると有名な企業の社長さんと対談されいたり、自分よりも遥か上の存在ということを後から知り、ビックリしたという後日談があります笑
フェスティバルの賑わい
フェスティバルの開場は11時でしたが、10時前から並び始めてかなりの行列になったため、30分前倒しして10時30分に開場となりました。
開始から昼過ぎまで行列が途絶えることなく、会場の賑わいが凄くて休憩している余裕が全くなくて、でも楽しくてあっという間に時が流れていました。
そして一番嬉しかったのは、おかわりで追加料金を払って私の生ハムを食べに来てくれるお客様の多さでした。
嬉しい、とても嬉しい!
そしてあっという間にフェスティバルも終わりに近づき、ようやくとれた一枚。
終盤すぎてお客様はほとんど帰られていますが、歩くスペースが無いほどの混雑が続いていました。

来年は更なる躍進を!
フェスティバルの余韻に浸る暇もなく、峰の原高原に直帰しました泣
今回は「参考出展」という位置付けでしたが、来年は正式に生産者として出展出来るように生ハム仕込みを継続して頑張っていきます。
来年の国産生ハムサミット&フェスティバルは東京開催になることが決まり、詳細はまだ未定ですが、楽しみなことが沢山あるので、今年よりも更に美味しい生ハムが作れるように、多くの人に知っていただけるように活動していきます!
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