須坂市地域おこし協力隊の北です。
今回、須坂創成高校から地域おこし協力隊の活動について
授業の依頼を受けて、慣れないながらも授業をさせて頂きました。

子供ではあるけど、もう大人
自分が高校生の時がそうでしたが、もう子供という感覚が段々と無くなってきて
自分の感情、考え方、生き方、性格や容姿など良く悩んだ記憶があります
勉学も必要だと思えばやればいいし、そうじゃないと思えば別の方向を目指せばいい
その選択が出来るようになるのも、もう子供ではないという証拠かもしれません
だから子供ではなく大人に話すつもりで今回は話してきました
興味は・・・伝わる人に伝わればいい
授業をしていても、この話に興味があるのかな?という人もチラホラ。でも、真剣にメモを取りながら聞いてくれる人も。
自分も良く、授業は寝てたから絶対に怒れない(笑)
あの頃に前に立って1回でも授業すれば、寝ていることがどれだけ失礼だったかわかったのに・・・
でも、それを聞くか聞かないか?も、ある意味その生徒達の選択なのです。
だから本気で聞いてくれる人に、本気で語れればそれでいいのかもしれません。

反応が素直、だからこそ難しい
自分は先生ではないので、ひと通りの協力隊の説明授業をして質問タイムに移行しましたが、全然質問が出ず・・・
あれ?反応薄い・・・
この質問を言えない雰囲気にしてしまったのは、今後の課題だなと思いました。
大人の講義なら、可哀想だからと質問をしてくれる人も沢山いるのに(笑)
先生って本当に大変な仕事だなと思いました(世の中に楽で簡単な仕事なんて無いけど)
今後、あるかはわかりませんが、グレードアップしたティーチングが出来れば嬉しいです。
あの子達にもわかる日が来る
黒川仏壇店・・・というのは石川県の方ならお馴染みのCM。
いつか将来、アイツあんなこと言ってたなーとか、地元金沢なのに須坂住んでるやついたなとか思い出してくれれば嬉しいです。
自分がもし、もっと主体的に考えて生きていればいろいろな選択肢もあっただろうし、勉強、進学、就職というレールに捉われない生き方もあったのかなぁ。
1人1人の個とか、多様性とか言いながら、全然多様性とか関係なく、情報が溢れ、むしろ個人の情報も漏れるばかりで、監視社会に近いような揚げ足取りや小さなミスも許さないという考え方が蔓延しつつある生きにくい世の中に、今高校生達は立ち向かおうとしているんですよね。
自分が学生のころを思うと、本当に大変だと思います。
これから学生、子供、そして自分の子が大人になったときにもう少し生きやすく、優しい社会になっていればいいなと思います。
それを作っていくのは我々・・・やっぱり大人の責任だと思うので。
自分の考えが「正しい」と押し付けるのではなく、対話、相手の意見をしっかりと聞いたうえで意見できるような当たり前の社会に、自分の子には笑顔で生きて欲しいと思うのは親は皆同じだと思います。自分も親になってやっとわかりました。世の中の正解って1つじゃないですもんね。いつも自分も言い方とか間違えたりするので反省していますが、トホホ。
今大変な時期ですが、みんなで力を合わせて、子供たちがより生きやすい町にしていきたいですね。
高校生達のこれからの進路、将来、本気で応援しています。
受験前の貴重な時間を私に割いてくれてありがとうございました!
以上、のーすでした。

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