今年度、第1回目の開催が迫るアートプロジェクト「ハロー地球!2025 未来をつくる、リベラルアーツ部」。あと数席のみ余裕がございますので、初回のプログラムの詳細と準備期間の模様をお届けします。
「ハロー地球ってなんそれ?」はこちら↓
今年度は、毎回さまざまなジャンルの”アーティスト”の皆さんをゲストにお呼びし、ジャンルを越境して新たなコミュニティを作っていきます。
第1回目のゲストは、会場となるギャラリー&ものづくりスペース変化大名のオーナーを務める岡村知美さん。展示中の作品から着想を得た、ドローイングのワークショップを実施します。
ハロー地球の“ちょっと変な”ところは、いわゆる普通の「みんなで何かをつくる」ようなワークショップではなく、毎回さまざまなトピックをテーマに、対話しながら表現し、探究していくところ。
初回で言うと、「あっという間に過ぎ去っていく1日1日の、この”疲れ”ってなんだろう?生活の中で大切にしたい時間ってなんだったっけ?」という問いから、日々の生活を振り返り、さらにそれをドローイングという表現によって視覚化することで、私たち自身の「考える癖、感じる癖」を明らかにしていきます。
下記の写真にあるように、まるーいキャンバスに描いたり塗ったり貼ったり……。打ち合わせで私と協力隊の古畑さんもトライしたのですが、おしゃべりしながら日々の生活と自分の大切な時間を振り返る、とっても豊かな時間を過ごしたので、ぜひたくさんの方とこの時間を共有できればと思っています。

そして、なぜ古畑さんがいたかというと、そうです、当日は古畑さんの珈琲も注文することができます!ぜひぜひ、珈琲でリラックスしつつ、五感を解放させにいらしてください。
<ゲストアーティスト・岡村知美さんプロフィール>
日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。フリーランスの演出・CG制作者として広告映像の仕事を夫と共同で行っている。コロナ禍をきっかけに東京から実家の長野へ。高校時代を過ごした須坂市でギャラリー・ものづくりスペース「変化大名」を開く。
ごあんない
|会場|ギャラリー&ものづくりスペース変化大名
|住所|長野県須坂市須坂765-4 flat3
|対象|10代〜どなたでも
|料金|一般:1500円、高校生:500円、中学生以下:無料 ※第6回は別料金となります。
|日時| 2025年5月〜12月(月1回)12:00-14:00 ※時間は回によって変わる可能性がございます。
①5月24日(土)なんでもない日のドローイング:日々を彩り直す
②6月21日(土)出せなかった手紙を書く:物語り方の可能性
③7月 世界に一枚、夏のワンピース:衣服にまつわる記憶
④8月 家庭料理と物語:誰かの思い出
⑤9月 哲学対話:生き様、死に様
⑥10月10日(土)〜13日(祝月)高原表現合宿:未知数の2泊3日
⑦11月 メンバー企画
⑧12月 メンバー企画&展示
|申込| 下記URLリンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/tGsUZq8YF4BeDmMX6
|主催|〇〇Emergence Lab〇(山際真奈、北澤麻希)
|支援|信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)
|プロジェクトテーマ|
わたし達は、外部から与えられるイデオロギーやAIによる”おすすめ”に囲まれて生きる中で、「自分が本当に何を感じ、欲している」のか、わからなくなることの多い社会に生きているとも言えます。世界はたくさんの美しいもの、不思議なことに溢れている一方で、生きること自体を喜ぶことは、簡単ではないかもしれません。「未来をつくる、リベラルアーツ部」は、画一的な価値観に問いを投げかけ、自分自身の体と心で感じ、考え、表現する場を共創すると同時に、生態系の一部として生きる地球での人間の在り方を探究し、共に生きたい未来をつくっていきます。






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