須坂市地域おこし協力隊の野澤です。
峰の原高原は厳冬期真っ只中で、お隣の菅平高原はその日の日本で一番低い温度を記録したり、寒いというより痛い気温となっています。
今シーズンの生ハム仕込みも佳境に入り、低温熟成のため室温を上げられないので指先が霜焼けになり、凍えながら作業をしています。
そんな高原のワンオペ作業もようやく日の目を浴び始めることが出来るようになってきました。
「信州ステキライフ-地域おこし協力隊で移住してみたら-」
本日、2月24日(月・祝)abn長野朝日放送にて放送頂きました!
鬼越トマホークのお二人と中野アナウンサー、そしてTVスタッフが私の拠点「Minenohara Crafts」Forest Baseにお越し頂き、その内容がようやくお披露目となりました。
須坂市の紹介も!
番組では鬼越トマホークのお二人のロケ地として蓼科町と須坂市にお越し頂きました。
もちろん、須坂市の紹介もして頂きました!

須坂市(政策推進課)の地域おこし協力隊の制度は他の地域に比べて画期的だと感じています。
いい意味で制度に縛られること無く、協力隊のメリットを活かせる場面が多いです。
そのおかげもあり、フリーミッション型が導入されてから定住率も上昇しています。

いざ工房へ!!
ということで本題の工房紹介です。
当日の事前打ち合わせ(スタッフのみ)は数分で台本は無し。鬼越トマホークのお二人とはこの瞬間が初来面なので、自分としてはかなり頑張った方だと実感しています。

そして生ハム工房を見学して頂きました!
この時は今シーズンの仕込み量の1/3ほどでしたが、幸いにも映像映えするくらいの量にはなっていたかと思います。

元々、協力隊になった時は「キャンプ場をやりたい!」と考えていましたが、色々あって路線変更が必要になりました。
そんな時に峰の原高原に移住が決まり、「ジャンボン・ド・ヒメキ」の藤原さんに出会い(残念ながら放送ではその下りはカットでした…)、生ハム工房を始めることが出来ました。
これはフリーミッション型だからこそ出来たことだと思います。
ミッション型だと軌道修正が難しいので、フリーミッションで良かったなぁと感じました。

以前のニュース特集の映像も
今回の放送の中で所々薄着のシーンがありますが、これは今回撮影したものではなく、以前abnニュースの特集で取材頂いたシーンです。
この時期に薄手で腕まくりしてたら寒くて凍えてしまいますからね笑

ステキライフ満喫します!
標高1,500mの高原という特殊な環境ですが、地域の皆さんもステキライフを満喫されているので、僕もステキライフを満喫していきたいと思います。
そのためにはまだまだ道のりは長く、大変な日々が続きますが、協力隊卒業後も峰の原高原で頑張って暮らしていきます!!

この時は極寒の中での生ハム試食でしたが、収録後に暖かい室内でスタッフの皆さんも含めて、ゆっくり生ハムを堪能頂きました笑
「TVer」で3/23(日)まで視聴可能です!
「見過ごした!」、「長野県在住じゃ無いから見れない…」という方に朗報です!
TVerにて「信州ステキライフ」と検索頂くと、番組を視聴頂くことが可能です。
配信期間は1ヶ月なので、この機会にお見逃し無く!!
生ハム仕込みも佳境
今シーズンの生ハム仕込みも終盤に差し掛かりました。
生ハム工房は低温熟成させるため暖房が使えないので、連日凍えながら作業を行なっています。
工房①は生ハムで埋め尽くされ、思い描いていた光景となりました。
熟成も早速始まってきていて、ほんのり良い香りが漂い始めました。
この匂いは危険な香りで、空腹になってくると無性に何か食べたくなり、我慢出来ないのです笑

お隣の生ハム工房も1/3ほど埋まりましたが、ネクストバッターズサークルに次々と吊るされるのを待つ生ハム達が控えています。
これらのコンテナに入っている生ハムを吊るして低温熟成に入ると、生ハム仕込みもようやくひと段落となります。

まだ仕込みは終わって無いですが、終わったような気持ちで書きます。
今シーズンは元々50本仕込む予定でした。
しかしながら、元ペンションの改装工事にそれなりの費用が必要になり、費用を回収するためには今年から生ハムを仕込んでおかないと売れるものも売れなくなってしまいます。
そこで資金面と作業面、設備面から100本仕込むことに決めました。
「信州太郎ぽーく」をメインに仕込んでいますが、嬉しいことにダボス牧場の「中ヨークシャー」も仕入れさせて頂くことが出来たので、合計120本の仕込みとなりました。
生ハムが販売出来るようになるのは今年の10月からですが、別の商品は4月から販売出来るように準備を進めています。
進捗は引き続きブログやSNS等でご報告させて頂きます!
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