須坂市地域おこし協力隊の野澤です。
この土日は須坂市街地でもだいぶ積雪があったようですが、峰の原高原でも今シーズン一番の積雪となりました。
土日は首都圏から雪道に慣れていない車が沢山来るので、峠は国道といえどもスタック祭りになると予想し、事前に食料を買い込んでいたので引き籠ってました。
と言いたいところですが、土曜日に雪がガッツリ積もり、日曜日は終日外に出て除雪してました。
今回は「除雪大変だよ」ってお話です。
メリットよりもデメリットを伝えるべきでは?
峰の原高原の関係人口を創出する事業を行っていますが、その中で峰の原高原の良いところを伝えたりするのですが、自分自身若干の違和感を持っています。
例えば「サンセットテラスからは北アルプスを一望出来ますよ!」と言っても(見れるのは1ヶ月に数日あるかどうかだけど…)
とか。
「夏は高原の涼しい気候ですよ!」と言っても(部屋に色々な虫が遊びに来るけどね…)
とか。
「冬はパウダースノーが満喫出来ますよ!」と言っても(それ以上に除雪が大変だけどね…)
とか。
デメリット伝えると来る気失せるのは不可避ですが…
もちろん観光で来る方にはメリットを伝えてきて頂くというのは、今までもこれからもそのままで良いと思います。
関係人口創出のために、峰の原高原に継続的に関わって頂く場合(なんちゃらサービス産業)は「デメリットもしっかり伝えて、その上で関わってもらった方が良いんじゃね?」
と考えたりしてます。
まあ、これはもはや自分がコントロール出来る領域で無くなってしまったので、別に良いんですけどね。
冬が一番好き。除雪大変だけど…
冬は虫が全く出現しないので一番好きです!
雪が音を吸収して静寂に包まれるし、夜は雪に光が反射して月明かりで歩けるくらいだし、パウダースノーは最高だし。
でもそれらを楽しむには除雪が欠かせないのです。
そして私の澄んでいる元ペンションは普通の住宅の3倍の広さがあり、土地の面積で言うと約9倍くらいあります泣
駐車場は車10台は置けますが、今シーズンは何を思ったか駐車場全てを除雪しています(そんなに来ることは無いのに)。
これを可能にしているのが除雪機の存在です。
除雪機は峰の原高原に移住して買って良かったものベスト1です!!
作業効率が何倍も向上しました。
けど、除雪機が使えない場所があります。
それが屋根の上です。
ペンションのダイニングが狭いために増築して出来たこの場所は屋根の傾斜が緩く、塗装も古いので全く雪が落ちません泣
気温が低くて晴れても溶けないので、雪は積もる一方で1mを超えると重さで危険な雰囲気を醸し出す(扉が閉まらなくなるなど)ので、人力で雪下ろしします。
下の写真は事後ですが、ここまで一人でやると2時間かかります。

そして、昨シーズンの積雪量を超えたことが分かりました。
それは下ろした雪が屋根の高さを超えたのです。
これで雪を下に降ろすことが出来なくなったので、次に雪を下ろすときは両側から落とす必要があります。これは腕の力が必要なので結構疲れるのです。作業時間も1.5倍になります…

道路側から見ると、ダイニングが完全に埋もれていることが分かります。
玄関は雪の中に入っていくようになっていて、さながら雪洞のような雰囲気になっています。

と言う感じで、普段見えている部分は雪に埋もれ、雪の下になりました。
まだまだ冬は続くので、これから雪がどうなっていくか…
峰の原高原での暮らしの様子はインスタグラムで毎日ストーリーズにアップしています。
コメント