須坂市地域おこし協力隊の野澤です。
峰の原高原に移住して1年10ヶ月になろうとしています。
「たくましくなったね」、「馴染んできたね」と言われることが増えて来ました笑
色々と大変ではありますが、峰の原高原でなんとか暮らしております。
そんな今回は峰の原高原に移住してから始めたことと、止めたことについて綴ってみたくなりました。
温泉巡り始めました!
温泉巡りをするきっかけになったのは2つあります。
理由その①
今住んでいる場所にお風呂が無く、シャワーしかないのです泣
シャワーだけでも暮らせなくは無いのですが…海外はシャワーの文化ですし…
やはり湯船に浸かりたいと考え始めました。
理由その②
生ハムの勉強で姫木平に通うことが増えたことです。
姫木平から峰の原に帰る途中に温泉に入る機会が増えました。何故なら東信〜中信地域は魅力的な温泉が沢山あるのです。
野澤がよく行くオススメの温泉!
上山田温泉
・万葉超音波温泉
ほんのり硫黄の香りがする熱めのお湯なので体の芯まで温まることが出来ます。
夜23時まで営業しているのでよく行く温泉の一つです。
・瑞祥(ずいしょう)
ここは長野県でも最も営業時間が長い(と思う)深夜25時まで営業している施設です。
南信から帰宅するときは遅くなりがちなので、ここは非常にありがたいです。
深夜でも結構混んでます。それだけ皆さんに必要とされている温泉なのでしょう。
千古温泉
真田町にあるマンガンが豊富な温泉です。
マンガンが豊富故に湯船に入るとお尻や掌が黒くなるので、軽石で擦ると取れる…らしいので洗い場に軽石が置いてあるのですが、まだ黒くなったことはありません。
湯船は小さめで4人入ると満員になってしまうので、混んでる時は順番待ちもあります。
高山村温泉郷
・子安温泉
茶褐色の源泉掛け流し温泉で「含よう素泉」に分類される長野県でも2箇所しかない珍しい温泉です。
・山田温泉(大湯)
ここは熱々のお湯なので冬でも汗をかくほど体の芯まで温まることが出来ます。
洗い場の蛇口?が斬新で、ストッパーになっている木の札?のようなものを上げることで堰き止めているお湯が流れてくる仕組みでとても面白いです。
「何を言ってるんだこいつは?」と思った方がいたらごめんなさい。
私の言葉のボキャブラリーが少なくて上手く伝えきれず…
ぜひ体験して頂きたいです!が、現在(1月27日)は設備不良で休館中のようです(再開未定)。
鹿沢温泉(群馬県嬬恋村)
・とべの湯
一番好きな温泉です!
「群馬県かい!」って突っ込みたくなる気持ち。わかります。
落ち着いて見てください笑
峰の原高原から群馬県は非常に近くて(県境近いので)、草津温泉までは1時間で行ける距離にあります。
嬬恋村は30分ほど(鳥居峠まで)で、鹿沢温泉までは40分の距離です。
「とべの湯」の何が素晴らしいかというと
①源泉掛け流し、加温・加水一切無し!!
②いつ来ても貸切状態(平日)
③回数券がお買い得すぎる!
ここまでのご紹介でなんとなく感じ取って頂けたかは定かではありませんが、私はこじんまりとした温泉が好きなのです。
地域の人が自宅のお風呂がわりに来るような場所で入るときに「こんばんはー」と挨拶するような場所が良いのです。
ということで、予定よりも大分長く語ってしまいましたが、お風呂が無い環境のおかげで温泉が好きになったというお話でした。
テレビを見るのを止めました!
峰の原高原に移住してから一番の変化はこれだと思います。
何故なら今住んでいる場所にテレビのアンテナが無いのです。
今やテレビはただの置き物と化しています。
ぶっちゃけ、アンテナはつけようと思えばすぐに着くのですが、人生で初めてテレビを見なくなってから一定期間が過ぎてふと思ったのです。
「テレビが無くても生きていけるな」と。
ニュースはネットでトピックスだけ見れば良いですし。
何より台本ありきのバラエティーを見るよりも、峰の原高原の自然を見ていた方がとても勉強になるし楽しいし、癒されるし、何よりも自然の景色が綺麗すぎて心の癒しになります。
100インチ有機ELのテレビで見る映像など、比較にならないくらいとんでもないスケールで雄大な自然を見ることが出来るのは本当に素敵なのです。
そして1番の理由としては峰の原高原に住んでいることが夢のような世界で、テレビを見てニュースやバラエティーを見てしまうの夢から覚めてしまったような、残念な気持ちになるのです。
何が「夢のような世界」なのかというと、新緑の森や雪の森の中を一人で歩いている時の静けさ。
山登りの時と同じ「まるで世界が自分一人になったような特別な感覚」なのです。
そして気づいた峰の原高原で一番好きな季節は冬だということです。
その1番の理由は虫がいないこと笑
次に満月の夜は月明かりが雪に反射してとても綺麗なこと。
そして苦行なはずの雪かきが除雪機の導入により楽しくなり、雪が積もった朝や夜に普通なら考えられないテンションで「しょうがないなー笑」という感覚でフットワークが軽く雪かきをしている自分に驚いています。
自分の日常はみんなの非日常
峰の原高原に移住して、休みの時に遊びにくる宿泊者の方たちを見て思った感想です。
特に冬の時期は首都圏から来る方にとってはこんなに雪がパウダー上で残っている場所に来ることが無いせいか、子供達が雪かきを楽しそうに始めたり、除雪車が道路脇に寄せた雪山で遊んだり、そんな貢献を見てこの環境が日常だと思ってしまっていたけれど、大半の人にとっては非日常な場所なのだと考えることが増えました。
だからこそ、非日常を楽しむべく、日常に戻るテレビを見るのを止めました!
そしてこれからもテレビを見ることは無いでしょう笑(他の人の家に行った時は除く)
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