須坂で迎えた新年から、はや一年。たくさんの新しい挑戦をさせていただいた、本当に豊かな一年となりました。いつも応援してくださる皆様への感謝を込めて、一年の振り返りレポートをお届けです。
3つの連続プログラム:ハロー地球・スザカ写真部・森ラボ
今年は、3つの連続プログラムの企画運営をさせていただき、それぞれのコミュニティで濃密な時間を過ごさせていただきました…!
ハロー地球は、アートと哲学を中心に、毎回様々なトピックで探究と表現のワークショップを開催。10代から60代まで、様々な背景をお持ちの皆さんにお越しいただき、全8回中、残すところあと1回となりました。会場は、20年空き家だった古民家をアトリエとして整備し、新たなサードプレイスとして利活用。いつも和気藹々とした空気の中で、毎回新たな学びや発見ばかり…ご参加いただいた皆さんに感謝でいっぱいです。
スザカ写真部は、写真を媒体に、身の回りの日常を掘り下げる“街の部活”。各回のテーマに合わせて、写真を撮って持ち寄ったり、写真史を学んだり。最後は、旧小田切邸住宅にて写真展を開催し、まさに“部活”のようなグループ感で、写真の新たな楽しみ方を開拓。写真部も、この場でなかったら出逢えなかった、年齢も育った環境も異なる皆さんと、写真を通して様々な記憶や言葉を共有することができ、実りある時間を過ごさせていただくことができました。
そして森ラボは、企画協力の形で参加し、毎回須坂の様々な森の中で、五感を生かしたプログラムを実施。峰の原や臥竜公園をはじめ、それぞれの場所の魅力を生かした体験を、参加者の親子の皆さんと一緒になって楽しませいただきました。子供たちのきらりと光る感性や、保護者の皆さんの遊び心にも、毎回たくさん学ばせていただきながら、私自身、森の楽しさを再発見しつつ、ODA&ZAWAの最強チームで企画する充実の時間をすでに懐かしく感じております…。
学校連携:対話鑑賞・探究学習・美術研究会
連続プログラムと並行して、今年は須坂高校の探究学習や、高甫小学校・仁礼小学校での対話鑑賞ワークショップ、そして長野県高等学校美術研究会(県の高校の先生方の研修会)での講演をさせていただいたりと、学校との連携プログラムにもお声かけいただき、貴重な交流の機会をいただきました。
高校生と「アートはなんで必要なのかなー?」と熱く語る時間だったり、小学生と近代の肖像画を見ながら一緒に想像を膨らませたりと、自分が実際に住んでいる地域の子供達とアートを通して心を通じ合わせることができた時間は、本当に豊かで大切な思い出にもなっています。
様々なアクティビティを通して、子供達に伝えていることは、「自分の感覚を大切に」「人と違っても大丈夫」「すぐ身の回りにおもしろいものがいっぱいある」ということ。想いを直に伝えられることも嬉しいですし、私自身、いつも子供達の真っ直ぐな眼差しから、改めてわくわくする気持ちを思い出させていただくことができ、本当に須坂キッズたちとの出逢いに感謝感謝です。
演奏活動:峰の原・音楽フェスティバル
そして最後に、今年はたくさん歌わせていただきました…。峰の原高原のチチピさんから始まり、高山村や飯綱の音楽フェスなど、演奏の機会をいただき、ギターとアンプを担いでせっせと馳せ参じた夏。様々な出逢いの中で、嬉しいコラボレーションがたくさんあり、須坂に来てから表現の楽しさを再確認させてもらう機会が本当にたくさんあったなと感じます。
また雪解け頃に、ピーチクパーチクできればと思っておりますので、お会いできるのを楽しみにしておりますね…!
たくさんの出逢いに、感謝あふれる2024年…せんきゅーべべ!
という訳で、本当にたくさんの素敵な出逢いの機会をいただくことができ、様々な企画に挑戦しながら、のびのびと成長させていただけた一年だったなぁと実感しております。
温かく見守り、応援してくださった皆様、本当に本当に、この一年もどうもありがとうございました…!そして来年も、新たな挑戦ができればと思っておりますので、ゆるると見守っていただけましたら幸いです…!
皆様どうぞ、ご自愛につぐご自愛の年末年始となりますように…
よいお年をお迎えください♨️✨
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