須坂市地域おこし協力隊の野澤です。
峰の原高原は日々積雪が増える中、除雪作業が風呂に入るくらい日常になってきました。
去年のこの時期は全く雪が無かったので、別地域のようです。
今回は森林サービス産業の「森づくりPJT」先進地視察とフォローアップ研修を開催したのでそのご報告です。
飯山市のフォレストデザインを学びに
フォレスト・デザイナー養成講座3日目に講師としてお越し頂いた余頃さんが飯山市で活動されている「フォレスト・デザイン」にて、フォレスト・デザイナー養成講座に参加中のメンバーから希望者を募り、フィールド視察を兼ねたフォローアップ研修を行いました。
目的は峰の原での活動の将来像を描けるようになること
何故視察に行くかというと、まだまだ森づくりプロジェクトが始まったばかりの峰の原高原では参加者の皆さんが「この先続けて行ったら峰の原高原はどのようになっていくのか?」という疑問を解決するための将来像を見て頂いてイメージを付けやすくすることです。
当日の飯山は大雪だった
特別豪雪地帯の飯山市。
この日はこの時期にしてはかなりの降雪になっていて除雪車がフル稼働していました。
中野市から飯山市に入った途端、雪の量が明らかに増えました。
会場までたどり着くのがやっとの状況ながら、なんとか参加者全員揃うことが出来ました。
正直なところ、予報で大雪になることは分かっていたのですが、飯山市の冬を体験して頂き、雪の森の中に歩いていくのも「森づくりPJT」ならではですし、参加者の皆さんもかなり前向きな方ばかりなのできっと分かってくれるだろうと感じて開催しました。
実際にネガティブな意見は一つも無く、楽しみながら視察と研修が出来ました。
こちらはみんなで整備している森です。
今は雪で覆われているのでのっぺりしていますが、春になるとカタクリが咲き乱れるそうです。
間伐することによって太陽が地面に届くようになり、カタクリが自生するようになったそうです。
紅葉を残しているので秋は紅葉が綺麗だそうです。
ここは間伐を実施したエリアです。劣勢木を切ったので残った木が太く逞しく育っています。
木の太さから長さを測って、それがどのくらいの重さになるか考えているシーンです。
写真では分かりにくりですが、この日ずっと雪が降っていた中で、絶景ポイントに到着した時に青空が広がったんです。
その時に峰の原高原の方向をみんなで指しているのがこの写真のシーンです。
以前、ここに来た時は晴れの日でしたが、ここから見る景色がとても綺麗で素敵なんです。
チェーンソーのメンテナンスをじっくりと
午後は室内でチェーンソーのメンテナンスを深掘りで学びました。
保護カバーを外してエアクリーナー周りの清掃方法を学びます。
マニュアルでは使用毎の清掃が推奨されていますが、実際には中々開ける機会が無く、参加者の方では実に掃除のしがいがあるものもありました。
最後はみんなで焼きマシュマロ
家の中に囲炉裏があると落ち着きますね。
研修最後のプログラムは「みんなで焼きマシュマロを作る」です笑
焼きマシュマロはこんがり焦げ目の出来るタイミングの見極めが重要です!
でも炭火の焼きマシュマロはすごく美味しかったです。
来年も森づくりを進めていきます!!
今年は積雪が予想よりも早めの日程で始まってしまったので、講座のプログラムの日も雪が降る中での開催だったりと初めてご参加頂く方々にとっては難しい状況でしたが、全員がセッション①を完了することが出来ました。
来年の雪解けから、本格的に峰の原の森林を整備していくための知識と技術の習得を行います!
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