須坂市地域おこし協力隊の宮澤です!
12月に入りあと少しでクリスマスですね!
クリスマスならではの特別な雰囲気が好きで、毎年この時期になるとワクワクしてきます。
シュトレンはドイツの伝統的なお菓子
クリスマスが近づくとパン屋さんを中心に色々な所で「シュトレン」が販売されるところを目にしませんか?
シュトレンとはドイツの伝統的なクリスマスのお菓子です。
バターをたっぷり使った生地にドライフルーツやナッツを練りこんでおり、仕上げに粉砂糖をふりかけたリッチな味わい。
このシュトレンはクリスマスケーキの代わりではありませんよ!
シュトレン発祥の国ドイツでは、クリスマスの4つ前の日曜日からクリスマス前日までの約4週間で、シュトレンを少しずつ切り分けて食べる習慣があります。
ちなみにこの期間を「アドヴェンド(Advend)」と呼びます。
クリスマスを迎えるまでの準備期間のようなイメージ。
時間をかけて食べることが想定されているので日持ちがするように作られています。また、時間が経つにつれてドライフルーツの風味が生地に馴染んできて美味しくなるのだとか。
毎日少しずつ食べて、シュトレンの味の変化を楽しみながらクリスマスを待つ、素敵な文化ですね。
須坂産3種のぶどうのシュトレン
先日、須坂の農家さんから「試してみて!」と干しぶどうを頂きました。
シャインマスカット・クイーンルージュ・黄玉の3種類。
味が凝縮されていてそのまま食べても甘いっ!美味しいっ!!
一般的なレーズンよりも1粒1粒が大きいのですごい満足感があります。
オイルコーティング等はしていなくぶどうをそのまま干しただけだそう。
フレッシュでもドライでも美味しい須坂のぶどう、可能性無限大ですね。
クリスマス前のこの時期なので「シュトレンにしよう!」と思い試しで作ってみました。
須坂の3種類のぶどうが使われた贅沢なシュトレン。ぶどうはそのままではなく少しラム酒につけて大人な味に。
カルダモンとシナモン加えてスパイシーさも出しています。
でも少し焼きすぎ等々反省点ありなので、リベンジします。
旬のフルーツシュトレンできたらいいな!
1年を通して美味しい果物を食べることができる須坂。
クリスマスの時期だけでなく季節ごとに異なる味があっても楽しいなあと思いました。
特にカシスは生地全体に色がついて鮮やかになりますし、チョコを合わせたらしそう…(妄想)
生のままでももちろん美味しく頂ける須坂の果物ですが、ドライフルーツにさせることで使い方がぐんと広がるのが良いですね。
おまけ
実は私大学の時に第二外国語でドイツ語を選択しておりまして、先生に教えたもらったドイツのお祭りを思い出しました。
シュトレン発祥の地ドイツ・ドレスデンでは巨大シュトレンとともにパレードをするお祭りがあります。
超ビッグサイズシュトレンを馬が引いて町を行進するというドイツならでは!という光景です。
気になる方はぜひ調べてみてください!
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