本年6月に始動した森ラボも、いよいよ最終回…!すっかり“ラボ仲間”となったメンバー達とのお別れは寂しくもありつつ、生まれてきたグルーブ感を楽しみながらの幕開けです。
これまでの森ラボレポートはこちら↓
今回のテーマは、森×つくる@坂田山。森の中で集めた様々な“建築資材”を使って、親子で「理想の家」を作っていきます。プログラムの内容は、なんと、須坂高校2年生の生徒さんが考えてくれました✨
須坂高校で行われている、「探究」の授業の一環として、初回からプログラムに携わってもらい、今回は一つの集大成として内容の企画をしてくれたのです…!企画の過程では、ODAはじめ、みほのパン・ざわちゃんも学校を訪問し、一緒に議論を重ねてきました。
当日は、アイスブレイクも高校生&ざわちゃんのフレッシュコンビが担当!森ラボ恒例の、親子対決を取り入れながら、体も心もほかほかに。
そしていざ、坂田山の「竜の割れ石」を目指して森の中を散策。今回は、ミッションの家建設のため、道中では“秋の産物”である落ち葉や木の枝、木の実を拾いながら歩みを進めます。拾うものも本当に人それぞれで、持ってきた袋がパンパンに…!
「竜の割れ石」に到着すると、あっという間に石の周りが一大遊技場に!!!自ずから様々な遊びを編み出す子どもたちのエネルギーに、思わず笑みがこぼれます。
たくさんの“森のお土産”を片手に、広場へ戻ってきた後は、いよいよ“建設”の時間。一枚の板の上に、それぞれの親子による宇宙空間が広がっていきます…👽
本当に一つとして同じもののない、ユニークで美しい「理想の家」たちに、チーム森ラボも脱帽。(スタッフでも1つの家を作りましたが、耐震偽装の疑いが…。)改めて、今回森ラボに参加してくださったみなさんの、弾ける好奇心とクリエイティビティが爆発している様子に、純粋な喜びを感じる、山際でした。
楽しい時間はあっという間、最後はみんなでそれぞれの「家」を手に記念撮影を。名残惜しい時間を噛み締めながら、秋の日差しの下で恒例の芋煮をもぐもぐし、一人一人と「またね」のハイタッチをして森ラボの幕が閉じられました。
初めての試みとなった、森ラボ2024。チームODA・ぎわちゃん&ざわちゃん、峰の原や豊岡をはじめとする各地域のみなさん、そして何より、参加者のみなさまにお世話になりながら、須坂の森で五感を開く、豊かな時間を過ごさせていただくことができました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。
私自身、前職でのプログラム企画は美術館内でのことが多かったこともあり、今回様々な森の中で、自然教育の角度からも経験を積ませていただけたことは、本当に大きな学びとなりました。新たな発見に満ちた森の中で、子どもたちの弾ける好奇心と一緒になって楽しませてもらった思いです。
協力隊&OBの企画による、大人も子どもも一緒に五感を解き放つ「森ラボ」の旅路は、まだまだ続く…!?乞うご期待です✨
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