今回のブログでは、来たる9月3日(火)18:00〜の活動報告会へ向け、事前資料の意義も込めて山際の活動をまとめております👽⚡️
ワークショップや教育活動、演奏活動などでてんやわんやしている山際。一見、俗に言う「何をしているのかようわからん人」ですが、「アート、教育、音楽」の三つのテーマを軸に活動しております。
ART:アートプロジェクト
まずは、「アート」と言いつつ、存分に「教育」的な要素もある、アートプロジェクト。
現在は、「ハロー地球 ー未来をつくるリベラルアーツ部」と「スザカ写真部」を始め、今後は東京でも出張プログラムを予定しております。
そもそもアートプロジェクトってなんやねん?
なんとなくプロジェクトっぽいこと、という意味ではなく、一つの芸術活動のあり方として、世界中で様々な試みがなされているのが、アートプロジェクト。
「現代美術を中心に、1990年代以降日本各地で展開されている共創的芸術活動。作品展示にとどまらず、同時代の社会の中に入りこんで、個別の社会的事象と関わりながら展開される。既存の回路とは異なる接続/接触のきっかけとなることで、新たな芸術的/社会的文脈を創出する活動といえる。」
(参照:日本型アートプロジェクトの歴史と現在 1990年→2012年)
この定義の通り、「新たな芸術的/社会的文脈を創出する活動」というのが重要なポイントだと山際も考えておりますし、その意味で、この須坂の地に新たな社会的な文脈を生み出すということを、中長期的なインパクトとして捉えながら活動しています。
それぞれのアートプロジェクトについては、ぜひ過去のプログや山際のインスタグラムをチェックしていただけたら嬉しいです✨
https://www.instagram.com/kirin.mamma/
EDUCATION:感性教育
続いてのテーマは、教育。わたしの教育への想いの原点は、高校を卒業してアメリカに行ってから。それまでの教育とはほぼ180度違う、「社会が何を考えているか」ではなく、「自分が何を考えているのか」に力点が置かれている教育に、ゴーンと頭を叩かれる想いでした。(そういえばクマに襲われると頭がゴーンってなるらしいですね。)
特に、哲学やアートの世界に魅了された山際は、その後もいわゆる「オルタナティブ教育」と呼ばれる機関でインターンをしたり、社会人になってからは、文化機関(劇場や美術館)の中の教育プログラムの企画に携わる中で、クリティカルな思考と繊細な感性を掛け合わせた形の教育の重要性を実感することに。
そして須坂に来て約1年、そんな想いを抱きながら、アートを中心とするプログラム以外にも、教育の分野に関わってきました。特に今年度は、小田さんと共に企画している「森ラボ」。峰の原を始めとする、自然豊かな場所でのプログラムを企画する中で感じていることは、自然の中での学びが、芸術鑑賞とも似通った点がたくさんあること。これまで知らなかったことに出会ったり、自分では気づかなかったことに気づいたり、自分の限られら視野が、一気にグッと広がるそんな経験は、やはり何歳になってもかけがえのない経験だと改めて実感しています。
森ラボのレポートについては、小田さんのプログをご覧くださいませ…!
自然の中で五感を最大限に解放する、スーパーキッズ達と共に私たちも大成長予定✨
MUSIC:演奏・表現活動
そして最後は音楽。(音楽以外にもこそこそと版画や詩を作っています…。)
断続的に続けてきた音楽活動ですが、須坂に来て再びゆかいな仲間や温かい音楽ラバーズに出逢い、またちょろちょろと活動できるようになってきました。外からの見え方的にはちょろちょろですが、山際的には常に本気100%二郎ラーメンです。
やっぱり定期的にライブすることは大事…ということで、山際マンスリーライブプロジェクトが始まっております。7月のチチピさんの後は、8月に高山村のKAYA Studioで戦い、次回は9月7日に飯綱の森のこしかけフェスにて演奏とワークショップを予定。自分にプレッシャーをかけながら汗を流しております。
山際の音楽情報は上記インスタグラムやYouTubeをチェック✨
そもそもの「地域おこしってなんなん」という問題にもつながってきが、いわゆる「賑わいや活気の創出」「多様な表現を生み出す土壌」「須坂市における文化芸術の可能性」という点を始め、上記の「アート」と「教育」の活動をしていく上で、自分がアーティストとして様々な表現の形を探求し続けることも大切だと思っていますし、持続的に活動していくための自身のブランディングとしても重要だと思っています。
それで結局なんなん
それぞれのテーマに込められた想いを、なんとなくイメージしていただけましたでしょうか。
1|アートプロジェクト:コレクティブな知や新たなコミュニティの在り方を探求する
2|教育プログラム:新たな教育の在り方を模索し、未来について考える
3|音楽・表現プロジェクト:表現の可能性を追求し、自分自身の感性を磨き続ける
全ての分野において、新たな探求や表現の可能性を、地域を巻き込んで探求していくということに軸が置かれていることで、私自身も学び、地域と共に学び、「わたしたち」が今いる場所、置かれている状況について考えていく、自分自身を世界に開いていく、そんな場を生み出していきたいと考えています。
哲学的になってしまいますが、わたしにとって、人間として与えられている「考えること」や「表現すること」の地平を広げていきたいという想いが、全ての活動の底にあります。このテーマを、具体的な行動として具現化する方法は無限にあると思うのですが、わたしはこの3本の柱を通して探求しているというのが、今此処の現在地です。
ここま読んでくださったみなさま、どうもありがとうございます…!😭✨
プログラムに次ぐプログラム、ライブやらイベントやら、あれよあれよという間に日々が流れてしまっているのですが、あわあわしている時だからこそ、自分の活動を振り返りつつ、皆さんにもなんとなく山際の活動の全体像を理解していただければなとの想いでおります〜。
今後とも、徒然なる山際の行く末を見守っていただけたら幸いです…👽🌿✨
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