須坂市地域おこし協力隊の宮澤です!
シラカバ酵母のパン第1号が焼けました!
峰の原のシラカバから1つのパンができるまでの道のりをご紹介します。
シラカバからパンができるまで
まずは素材+砂糖水で酵母を起こします。
峰の原高原を代表するような木、そして長野県の県木であるシラカバを素材に酵母を起こしました。
素材のシラカバは野澤隊員のお庭から切っていただきました。(沢山ありがとうございました!)
きれいな葉っぱのみをとって軽く洗い煮沸消毒した瓶に砂糖水とシラカバを入れて待ちます。(1週間位)
酵母液が完成する合図はしゅわしゅわと泡が出ている状態。
酵母菌が糖を食べて炭酸ガスとアルコールを生成しています。
この炭酸ガスがしゅわしゅわの正体で、発酵しているのを見極める一つのポイントです。
この段階で酵母液が完成。
元種と呼ばれる酵母液を小麦粉を混ぜたものを作ります。
1:1で混ぜ2倍になるまで待ち、冷蔵庫で一晩休ませる。これを2~3回繰り返し元種の完成です。
酵母液をそのままパン作りに使用する製法もあるのですが、小麦粉と混ぜることでより発酵力を高めることができます。
そしてやっとパン作りの段階に!
出来上がった元種をパンの材料と混ぜ合わせ1時発酵・2時発酵・成形・焼成、、、
と普段のパン作りと同じように作っていきます。
そしてやっとこさ完成!
酵母起こしから焼成までの時間を合計したら10日間くらい。
じっくりと時間をかけて出来上がったカンパーニュは素朴で優しい味でした。
ジャムのような甘い系にも合うし、サワークリームのような塩味のあるものとも相性が良かったです。
第1号の自家製高原酵母パン、これをスタート地点に今後色々と条件を変えながら自分の納得のいくものを作り上げていきたいと思います。
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