協議会メンバー更新しました@2024.8.13_野澤隊員

山際の3本の柱(マナノミクス):ART – EDUCATION – MUSICのはなし

Art in Suzaka ~これもアートなんかやぁ~

何だか山際いろいろやってるけど全体像がよくわからんなぁというみなさんの心の声にお応えする本日のブログ&振り返りシリーズ👽⚡️

「まなのみくす」と言えば、そう、ご存知「アート、教育、そして音楽」の三本柱です。

まなのみくす:その1|ART

まずは、「アート」と言いつつ、存分に「教育」的な要素もある、アートプロジェクト。
現在は、「ハロー地球 ー未来をつくるリベラルアーツ部」と「スザカ写真部」を始め、今後は東京でも出張プログラムを予定しております。

そもそもアートプロジェクトってなんやねん?

なんとなくプロジェクトっぽいこと、という意味ではなく、一つの芸術活動のあり方として、世界中で様々な試みがなされているのが、アートプロジェクト。

「現代美術を中心に、1990年代以降日本各地で展開されている共創的芸術活動。作品展示にとどまらず、同時代の社会の中に入りこんで、個別の社会的事象と関わりながら展開される。既存の回路とは異なる接続/接触のきっかけとなることで、新たな芸術的/社会的文脈を創出する活動といえる。」
(参照:日本型アートプロジェクトの歴史と現在 1990年→2012年)

この定義の通り、「新たな芸術的/社会的文脈を創出する活動」というのが重要なポイントだと山際も考えておりまして、その意味で、この須坂の地に新たな社会的な文脈を生み出すということを、中長期的なインパクトとして捉えながら活動しています。

それぞれのアートプロジェクトについては、ぜひ過去のプログや山際のインスタグラムをチェックしていただけたら嬉しいです✨
https://www.instagram.com/kirin.mamma/

まなのみくす:その2|EDUCATION

2本目の柱は、教育。わたしの教育への想いの原点は、高校を卒業してアメリカに行ってから。それまでの教育とはほぼ180度違う、「社会が何を考えているか」ではなく、「自分が何を考えているのか」に力点が置かれている教育に、ゴーンと頭を叩かれる想いでした。(そういえばクマに襲われた時てゴーンってするって言いますよね。)

特に、哲学やアートの世界に魅了された山際は、その後もいわゆる「オルタナティブ教育」と呼ばれる機関でインターンをしたり、社会人になってからは、文化機関(劇場や美術館)の中の教育プログラムの企画を学ぶ中で、クリティカルな思考と繊細な感性を掛け合わせた形の教育の重要性を実感することに。

そして須坂に来て約1年、そんな想いを抱きながら、アートを中心とするプログラム以外にも、教育の分野に関わってきました。特に今年度は、小田さんと共に企画している「森ラボ」。峰の原を始めとする、自然豊かな場所でのプログラムを企画する中で感じていることは、自然の中での学びが、芸術鑑賞とも似通った点がたくさんあること。これまで知らなかったことに出会ったり、自分では気づかなかったことに気づいたり、自分の限られら視野が、一気にグッと広がるそんな経験は、やはり何歳になってもかけがえのない経験だと改めて実感しています。

森ラボのレポートについては、小田さんのプログをご覧くださいませ…!
自然の中で五感を最大限に解放する、スーパーキッズ達と共に私たちも大成長予定✨

まなのみくす:その3|MUSIC

そして最後の柱は音楽。(今後、この矢の中に映画も入れ込んでいきたい所存…)

断続的に続けてきた音楽活動ですが、須坂に来て再びゆかいな仲間や温かい音楽ラバーズに出逢い、またちょろちょろと活動できるようになってきました。外からの見え方的にはちょろちょろですが、山際的には常に本気100%二郎ラーメンです。

やっぱり定期的にライブすることは大事…ということで、山際マンスリーライブプロジェクトが始まっております。先日の8月のチチピさんの後は、9月に高山村のKAYA Studioで、10月は飯綱のこしかけフェスが決まっておりますので、自分にプレッシャーをかけながら汗を流しております。

山際の音楽情報は上記インスタグラムやYouTubeをチェック✨

「え?それは単なる趣味ちゃうの?地域おこし活動なん?ナン???」というお声(脳内)については、声を大にして「イエス!!!」と叫ぶ山際です。(米子大瀑布にこだまする山際の声)

そもそもの「地域おこしってなんなん」という問題にもつながってくる訳ですが、いわゆる「賑わいや活気の創出」「多様な表現を生み出す土壌」「須坂市における文化芸術の可能性」という点を始め、上記の2本の柱、「アート」と「教育」の活動をしていく上で、自分がアーティストとして様々な表現の形を探求し続けることも大切だと思っていますし、持続的に活動していくための自身のブランディングとしても重要だおt思っています。

言い訳がましくなってしまいましたが、他の2本の柱と同じだけの熱量を持って臨んでいるという点が、「まなのみくす」の1柱を占拠するにふさわしい分野なのかなと思っております。

そして、既にもういっぱいいっぱいにも関わらず(本音)、今後、このアーティストとしての柱の中に、映画のプロジェクトを参入させたいなぁと、こそこそ準備をしている山際です。今後の展開に、乞うご期待…!

それで結局なんなん

それぞれの3本の柱に込められた想いを受け取ってもらえたでしょうか。(水球のイメージ)

アートプロジェクト:コレクティブな知や新たなコミュニティの在り方を探求する1本目の柱。
教育プログラム:新たな教育の在り方を模索し、未来について考える2本目の柱。
音楽・映像プロジェクト:表現の可能性を追求し、磨き続ける3本目の柱。

全ての分野において、新たな探求や表現の可能性を、地域を巻き込んで探求していくということに軸が置かれていることで、私自身も学び、地域と共に学び、「わたしたち」が今いる場所、置かれている状況について考えていく、自分自身を世界に開いていく、そんな場を生み出していきたいと考えています。

哲学的になってしまいますが、わたしにとって、人間として与えられている「考えること」や「表現すること」の地平を広げていきたいという想いが、全ての活動の底にあります。このテーマを、具体的な行動として具現化する方法は無限にあると思うのですが、わたしはこの3本の柱を通して探求しているというのが、現在地です。

ここま読んでくださったみなさま、どうもありがとうございます…!😭✨
久しぶりに、山際の想いをつらつらと綴らせていただきました、、、
プログラムに次ぐプログラム、ライブやらイベントやら、あれよあれよという間に日々が流れてしまっているのですが、あわあわしている時だからこそ、今日は少し自分の活動を振り返りつつ、皆さんにもなんとなく山際の活動の全体像を理解していただければなとの想いで書いてしました〜。

今後とも、徒然なる山際の行く末を見守っていただけたら幸いです…👽🌿✨

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