こんにちは。
須坂市地域おこし協力隊の古畑です。
先週の土曜日に、ずっと気になっていた大きな作業を一つ終えてきました。
空き家(蔵)の片付けの中で出てきた、数多くの人形やこけし、だるまなどを葬儀場へ持っていき、供養をしていただきました。

目次
- 撥遣(はっけん)供養という区切り
- 「想い」に対する敬意と感謝
- 改めて感じた、物を大切にする気持ち
- 各種SNS
撥遣(はっけん)供養という区切り
今回行ったのは、「撥遣(はっけん)供養」と呼ばれるものです。
撥遣(はっけん)というのは、仏教用語で「魂を抜き、宿っていた霊を天に送り返す(または元の場所に戻す)」という儀式を指します。「魂抜き」の正式な呼び方の一つだそうです。
つまり、魂を抜いて感謝を捧げ、モノをただの物質に戻すという儀式を葬儀場にて、行っていただきました。
蔵の片付けを始めてから、床が見えないほどの物量と向き合ってきましたが、その中でも「顔」がある人形やこけしたちは、どうしてもそのまま処分する気にはなれませんでした。
「想い」に対する敬意と感謝
正直なところ、ここまでやる必要性が絶対にあるのかと言われれば、そうではないのかもしれません。
ですが、目の前にある人形やこけしは、かつて誰かの想いがあってこの蔵に渡り、そして長い年月の中でそれぞれの役目を果たしてきたものです。
それらに対して、「今までありがとうございました」という敬意と感謝の気持ちを込めて区切りをつけたい。
そう思い、今回は自発的に供養をお願いすることにしました。
改めて感じた、物を大切にする気持ち
数多くの人形たちを送り出した今回の経験は、私にとっても非常に貴重な時間となりました。
「モノ」を整理するということは、単に場所を空けることではなく、その背景にある歴史や想いを整理することなのだと改めて実感しました。それと同時に、自分自身もこれから手にする一つひとつの物を、もっと大切にしようという気持ちが強くなりました。
これでようやく、蔵の片付けも精神的な意味で大きな山を越えた気がします。
ここからまた、拠点の完成に向けて一歩ずつ進んでいきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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